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市長メッセージ

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和歌山県御坊市

■新庁舎が完成!全面移転しました。
御坊市長 三浦 源吾(みうら げんご)

老朽化と耐震不足により喫緊の課題となっていた新庁舎ですが昨年11月4日に竣工し、12月から教育委員会などが先行移転していましたが年末年始で引っ越しが完了し、年明け4日からすべてのフロアで業務を開始しました。
御坊市の新しいシンボルとして、本市の魅力を発信するランドマークとなるよう、市民の皆様にも愛着を持ってご利用いただければと願っています。
さて、新庁舎の紹介ですが、まずは何と言っても市民の皆様をお迎えする1階ロビーです。南海トラフ地震による津波を想定し、市民窓口や執務室を設けていませんが、市民の皆様が憩えるロビーを設け、情報コーナーや多目的ホールを設置しています。また内装に紀州材を活用することで自然と調和した温かみのあるつくりとしています。特に、壁面に宮子姫の櫛をイメージした細工を施すとともに、天井にも衣装をデザインした布ルーバー(空気の流れをつくるもの)があり、時間帯により照明が7色に変化していきます。
また、多目的ホールのロールカーテンには、市民の皆様が馴染み深い御坊祭や寺内町、紀州鉄道や野口オートキャンプ場、日高別院と大銀杏、市の花の小菊や日本一の出荷量を誇るスターチス、舞妃蓮などの写真をプリントしており、「ふるさと御坊」の風景が市民の皆様方をお迎えします。
そして、1階から市民窓口がある2階へとエレベーターで上がっていただくわけですが、もう一つのお勧めしたいのが国道側にある外付け階段と防災デッキです。災害時にいち早く避難できるよう設置しましたが、登りたくなるようなデザインとしており、ぜひ体力・健康づくりにチャレンジするつもりでこちらの階段を利用して2階の市民窓口に上がっていただけたらと思います。
残念なのは、旧庁舎の解体工事が約20か月かかることです。旧本庁舎・旧議会棟と順番に解体し、工事途中で簡易駐車場を整備しますが、引き続き、市民や来庁者の皆様方に多大なご不便をおかけすることになります。何卒、ご理解いただけますようお願いします。
2つ目の見どころは、市議会の議場です。議場にも紀州材をふんだんに使い、本市の地名の由来となった日高別院の大銀杏をあしらった壁面としています。ぜひ一度、議会の傍聴にもお越しください。そして5階展望ホールから市内の街並みを一望いただき、本市の素晴らしさ、「生まれて住んでよかったまち御坊」、「誰もが住みたいまち御坊」を再認識していただければ、大変うれしく思います。

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