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特集 大田原マラソン大会(2)

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栃木県大田原市

■マラソン豆知識・トリビア
実は今大会のポスターは4年ぶりの再開に合わせて第1回大会ポスターのオマージュ作品となっていました。
大田原マラソン大会を当時から知る方は少し懐かしく感じたかもしれません。
また、今大会ポスターの背景の山は、実は4代目コースの高低図を逆さまにした形となっています。
(みんな気がついたかな?)

▽第33回大会コース高低図

※詳細は、本紙またはPDF版5ページをご覧ください。

●マラソンの語源は?
ギリシャの地名「マラトン(Marathon)」を英語読みしたものです。
紀元前490年頃、ギリシャ軍の兵士が戦場のマラトンからアテネまでの約40kmを走り、勝利を報告した後、絶命したという故事に由来しています。

●マラソンが42.195kmと中途半端な距離の理由は?
元々は42kmでしたが、マラソンを観戦していたイギリスのアレキサンドラ王妃が、お城の窓から見えるようにスタート地点をウィンザーズ城、ゴールは自分が観戦するロイヤルボックスの前と要望したからと言われています。この結果、マラソンの距離が42.195kmとなり、それまでバラバラだったオリンピックのマラソン距離が、パリ大会(1924年)以降正式に42.195kmに統一されました。

●マラソンコースの2つの計測方法
▽(1)ワイヤー計測
第1回大会時の計測はワイヤー計測で行い、日本陸連の検定員1名と那須陸上競技協会と市職員などが42.195kmをスタートからゴール、ゴールからスタートと2班に分かれて100mスチール製ワイヤーと100cmの竹の棒(右左折、カーブ用)を駆使して尺取虫のように徒歩で計測を行いました。

▽(2)自転車計測
第33回大会の大田原マラソン新コースは自転車計測で行い、日本陸連の検定員3名が計測用自転車で42.195kmの走路を最短コースで駆け抜けて計測を行いました。

今年は4年ぶりの開催!大田原マラソンは、制限時間4時間を掲げ、発足当時のコンセプトである「若手の新人発掘、育成」に一貫して取り組み、Run as One–Tokyo Marathonによる東京マラソンとの協定、MCC(マラソンチャレンジカップ)への参加と、着実にその歩みを進めてまいりました。
今大会はコロナ禍を経ての最初の大会となります。11月23日(木)(祝)(勤労感謝の日)に全国からマラソン、10kmコースと「自己への挑戦」を掲げたランナーたちが大田原市に集結します。
市民の皆さまには交通規制などでご迷惑をお掛けしますが、ぜひコース沿道で一生懸命走る挑戦者(ランナー)たちに熱い声援を送ってくださいますようよろしくお願いします。

▽今大会を盛り上げてくれる猫ひろしさん
猫ひろしさんからのコメント
『初の大田原マラソン、全力で走って全力で盛り上げられるよう猫まっしぐらに頑張ります!ニャー』
略歴:2016年リオデジャネイロオリンピックにカンボジア代表として出場。東京マラソン2023にも参加し、8年ぶりに自己記録を更新(2時間27分2秒)

取材協力:
・那須陸上競技協会 会長 嶋村大司氏
・那須陸上競技協会 名誉会長 坪山邦夫氏
・大田原青年会議所 元理事長 奈良靖久氏

問合せ:スポーツ振興課[体]
【電話】0287-22-8017

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