文字サイズ
自治体の皆さまへ

ダムの放流による川の水位上昇に注意

5/51

栃木県大田原市

ダムは、洪水災害を防ぐため、ダム容量内に雨水を貯め、量を調節しながら放流を行っています。ダムの放流には、主に「緊急放流」と「事前放流」の2通りあります。

■(1)緊急放流
想定を超える大雨の際に、ダムに流入する水の量が増加してダムが決壊する恐れがある場合、流入した量と同じ量の水を放流します。

■(2)事前放流
台風などでダム容量を超える大雨が予想される場合、洪水被害の防止・軽減を目的に、晴れていても事前にダムの水を放流します。

利水用の貯水を放流して、事前にダムの水位を下げ、通常時よりも洪水調節容量を増やすことで、より多くの水をためることができるようになるため、ダム容量を超える大雨による洪水被害の防止・軽減を図ることができます。
(鮎釣りや川遊びの際は急な増水にご注意ください)
事前放流が始まると、急な水位上昇の可能性があるため大変危険です。晴れていても放流は行われますので、ダム内の水を放流する合図(サイレンなど)があった場合は、川に近づかないでください。

※図など詳細は、本紙またはPDF版5ページをご覧ください。

▽市内主要河川の上流にあるダム
箒川:塩原ダム
那珂川:深山ダム・板室ダム
蛇尾川:八汐ダム・蛇尾川ダム

■よいちメールにご登録ください
大田原市では、メール配信サービス「よいちメール」で、防災・防犯情報や行政情報、くらしに役立つ情報などをお届けしています。
ダムを放流する際も、事前によいちメールでお知らせしますので、登録がお済みでない方はこの機会にぜひご登録ください。

よいちメール登録方法:
(1)「【メール】login@ohtawara.mailio.jp」へ空メールを送信してください。
(2)折り返し登録案内のメールが届きますので、本文を確認のうえ、登録を行ってください。詳細は、市HPをご覧ください。

■日ごろから災害に備えましょう
令和元年の台風19号では、各地で甚大な被害が発生し、大田原市でも蛇尾川の護岸崩壊や農地が流されるなどの被害がありました。比較的規模の小さかった今年6月の台風2号においても、市内の林道で法面の崩落や倒木などの被害が発生しています。
気象庁の3か月予報(5月23日発表)によると、6月~8月の降水量は平年並みとなることが見込まれていますが、11月にかけては台風が発生しやすい時期となりますので、小規模の台風でも油断せず、十分注意してください。

■『防災ハザードマップ』を確認しましょう
大田原市では、市民の皆さまの生命と財産を守り、いざというときに円滑な避難行動につなげ、被害を最小限にするために『防災ハザードマップ』を公表しています。
なお、今年度は『防災ハザードマップ』の見直しを行います。新しい『防災ハザードマップ』を令和6年3月に公表し、全戸配布を予定しています。
・市HPで河川監視カメラを公開しています。川の様子が気になるときにご活用ください。

問合せ:危機管理課[本]3階
【電話】0287-23-1115

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU