表紙は、6月22日に黒羽芭蕉の館で行われた「大関組紐(おおぜきくみひも)」の実演の様子です。
「大関組紐」とは、江戸時代に黒羽藩を統治した大関家伝来の甲冑(かっちゅう)の随所に用いられている、四色矢羽根文様(よんしょくやばねもんよう)の組紐を再現したものです。この技法・配色は、黒羽藩11代藩主の大関増業(ますなり)公によって編述された兵学書『止戈枢要(しかすうよう)』に記述されています。
大田原市の歴史の一端である大関家ゆかりの組紐技法が、「大関組紐」として現代に復活しました。
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