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自治体の皆さまへ

熱中症を防ぎましょう

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栃木県宇都宮市

熱中症は、7月下旬から8月上旬までに多発する傾向があります。
熱中症は、暑さにより、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節ができなくなることで発症する症状の総称です。
厳しい暑さが続くときは、不要な外出や屋外での作業を控えて、積極的に冷房を使うなど、熱中症を正しく理解し、予防しましょう。

■熱中症の注意点
(1)暑さの感じ方は、人によって異なる
その日の体調や、暑さに対する慣れなどが影響します。体調の変化に気を付けましょう。

(2)室内でも熱中症予防
暑さを感じなくても室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調節をするよう心掛けましょう。

(3)高齢者や子どもは特に注意が必要
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下していて、暑さに対する体の調整機能も低下しているため、注意が必要です。
また、子どもは体温の調節機能がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります。

■こんな日は注意が必要です
・気温が高い。
・湿度が高い。
・風が弱い。
・急に暑くなった。
熱中症は、室内でも多く発生していて、夜間も注意が必要です!

■令和4年4~10月における熱中症(疑いを含む)救急搬送者の年齢別割合
・65歳以上…46.4%
・18~64歳…37.8%
・7~17歳…15.8%
「およそ半数が65歳以上」
出典:市消防局警防課 搬送人員データ

■熱中症警戒アラートが発表された際にとるべき5つの予防行動
◇熱中症警戒アラートとは
環境省・気象庁が、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、熱中症予防行動を効果的に促すため、「熱中症警戒アラート」を発表します。

(1)外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
・昼夜を問わず、エアコンなどを使用して部屋の温度を調整しましょう。
・不要不急の外出はできるだけ避けましょう。

(2)熱中症のリスクが高い人に声掛けをしましょう
・熱中症のリスクが高い人(高齢者、子ども、持病のある人、肥満の人、障がい者など)には、夜間を含むエアコンの使用や小まめな水分補給などを行うよう、身近な人から声を掛けましょう。

(3)外での運動は、原則、中止・延期をしましょう
・屋外や、エアコンなどが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

(4)いつも以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
・喉が渇く前に小まめに水分補給しましょう。
・通気性が良い、吸湿・速乾性のある、涼しい服装にしましょう。

(5)暑さ指数を確認しましょう
・暑さ指数は時間帯や場所によって大きく異なるため、環境省「熱中症予防情報サイト」(URL)や各現場で測定して確認しましょう。
【URL】https://www.wbgt.env.go.jp/

ID:1004477

問合せ:健康増進課
【電話】626-1126

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