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はつらつ宮っこ

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栃木県宇都宮市

ID:1008394
全国大会3度目の優勝 そして世界の壇上へ

宇都宮高等学校 英語部 3年
※詳細は本紙をご覧ください。

プロフィール
全国高校英語ディベート連盟が主催し、64校が参加した「第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木」で優勝し、国際大会「Prague Debate Spring 2024」に出場。

昨年12月、全国高校英語ディベート連盟が主催し、64校がしのぎを削った「第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木」。
作新学院大学で行われたこの大会で、宇都宮高等学校英語部が、4年ぶり3度目の全国大会優勝に輝き、強豪校としての意地を見せつけました。
大会は2日間にわたり行われ、6試合行われた予選を5勝して4位で通過し、本選へと駒を進めました。トーナメント方式となる本選では、準決勝を順当に勝ち上がり、決勝では、予選で敗れた相手に見事雪辱を果たし、栄冠を手にしました。
ディベートのテーマは、予選、決勝ともに「日本政府は、代理出産を合法化すべきである。是か非か」。部長の佐々木舜さんは、大会や日ごろの練習について「テーマは事前に公開されていたため、入念に準備を重ねていた。練習は放課後に毎日2・3時間程度、時には、土・日曜日に練習することもあった」と振り返ります。
ディベートの試合はチーム制で行われ、相対する2チームが直前に賛成側と反対側に振り分けられ、一人ひとりの持ち時間の中で、両チームのメンバーが交互に意見を述べ合うターン制で行われます。
英語部顧問の吉田砂絵子(よしださえこ)教諭は「大会ではテーマへの理解度や論理の一貫性などが問われるため、生徒たちには、自分の意見を分かりやすく伝える力を付けることができるよう、普段の練習から声を掛けている。彼らの練習量は全国でもトップクラスではないか」と強さの秘訣(ひけつ)について語ります。
全国大会での優勝により、今年7月に行われ、35カ国のチームが参加した国際大会「Prague Debate Spring 2024」にも英語部として出場を果たしましたが、惜しくも予選を突破することはかないませんでした。悔しい結果でしたが、メンバーの佐々木絢矢さんは「実際に海外に行ってさまざまなことが体験でき、視野が広がった。今後自分たちが卒業し、大学進学後や社会人になってからも、またこのメンバーで集まってディベートしたい」と前向きに話します。
日本を飛び出し、世界への扉を開いた宇都宮高等学校英語部の皆さん。メンバー同士で培ったローカルな絆を胸に、グローバルな視点で世界を見据えます。

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