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お酒は、私たちの生活に豊かさと潤いを与え、その伝統と文化は多くの人の生活に浸透している一方で、アルコールに関連したさまざまな問題があります。
適切にお酒と付き合っていくためにも、アルコールについて正しく理解しましょう。
■不適切な飲酒をすると
多量飲酒などの不適切な飲酒は、肝機能障害やがん、生活習慣病の他、急性アルコール中毒やアルコール依存症、睡眠障害やうつ病などの精神疾患を引き起こすことがあります。
■お酒が引き起こす社会問題
近年、お酒が本人の健康を脅かすだけでなく、家族関係にも影響を与えることや、飲酒の強要によるアルコールハラスメントが問われること、未成年や妊婦の飲酒により心身に障害が及ぶことなどが、深刻な社会問題になっています。
お酒を楽しむためにも、不適切な飲酒とは何か、お酒がもたらす健康への影響や社会問題を正しく理解し、アルコール関連問題を予防していきましょう。
■お酒で悩んでいる人へ
「断酒例会」に参加しませんか断酒会はお酒に悩む人たちが互いに理解し合い、支え合うことによって問題を解決していく自助グループです。「酒の飲み方がどうもおかしい」、「もしかしてアルコール依存症かも」など、お酒でお悩みの人(本人・家族)は、一度断酒例会に参加してみませんか。
■昼例会(酒害相談)(毎月1回開催)
日時:11月14日(木)午後2時~4時。
会場:とちぎ福祉プラザ(若草1丁目)。
■例会
会場・開催日:
まちづくりセンター「まちぴあ」(元今泉5丁目)…毎月第1・第3火曜日、
中央生涯学習センター(中央1丁目)…毎週木曜日、
姿川地区市民センター(西川田町)…毎週土曜日。
時間:午後7時~9時。
申込方法:当日、直接、会場へ。
◇断酒会参加者の声
断酒例会では、酒害体験を話し、聴くことを繰り返します。今までは、「意志が弱いからやめられないのだ」と周囲の人たちから責められ、また、「やめたいのにどうしても飲んでしまう」という言い分を全く聞いてもらえませんでした。例会に出席して、周囲の対応や自分の気持ちを話すことで、参加しているみんなが分かってくれる、認めてくれると感じます。
みんな仲間だという一体感と自覚が生まれることで、断酒継続につながりました。
問合せ:保健予防課
【電話】626-1116
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