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はつらつ宮っこ

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栃木県宇都宮市

ID:1008394

走・跳・投を制した陸の覇者
若松原中学校 陸上競技部 3年
加藤 未来(かとう みく)さん
プロフィール
第51回全日本中学校陸上競技選手権大会で、女子四種競技に出場し優勝、日本一に輝く。

今年8月、福井県で開催された「第51回全日本中学校陸上競技選手権大会」。
市立若松原中学校陸上競技部に所属する3年生、加藤未来さんが、女子四種競技に出場し優勝、日本一に輝きました。
女子四種競技は、2日間にわたり、1日目に100mハードルと走り高跳び、2日目に砲丸投げと200m走の計4種目が実施され、各種目で獲得した総合点で優勝が争われました。
最初に行われた100mハードルについて加藤さんは「前日やその前から調子が良く、できなかったことができるようになってきていた。4台目のハードルを倒してしまったが、最終的にはいつも通りのタイムだったので、自己ベストを出せるコンディションだったと思う」と冷静に分析します。大会の結果については「全国優勝はずっと目標にしていたためうれしかった反面、それぞれの種目で自己ベストを出せなかった悔しい思いもある」と率直な思いを吐露します。
大会前には、できるだけ早く寝ることを心掛け、練習や競技の出場前には、アップで関節をほぐし、ダッシュも多めに取り入れるなど、極力体調を整えることを意識していたという加藤さん。今回優勝できた要因については「去年の全国大会では緊張や不安からミスをしてしまったため、冬の間に自主練習を重ね、先生たちのアドバイスも受けながら、メンタルを維持できるよう努力してきた。今回の大会では緊張はあまりしなかったので、自分に自信が付いたのだと思う」と語ります。
昔から体を動かすのが好きで、走ることが好きだったという加藤さんは、中学1年生から本格的に陸上競技を始め、さまざまな種目を行う中で四種競技に出会いました。
陸上競技の好きなところについて「個人競技なので、ぎりぎりまで粘れば、自分の努力次第で良い結果が出る。大会や他校と合同の合宿を通して友だちも増えたので、陸上は楽しい」と笑顔を見せます。高校では、インターハイ入賞を目標に、走り幅跳び、やり投げ、800m走の3種目が加わる7種競技に挑戦します。
走・跳・投を統べる陸の覇者を目指し、加藤さんは次なる挑戦に向けひたすらに駆け抜けていきます。

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