何かと慌ただしくなる年末年始は、各種犯罪が多発する傾向にあります。
「自分だけは大丈夫」と油断せずに、今すぐ防犯対策を始めましょう。
■犯罪(刑法犯認知件数※)が増えています
本市の「刑法犯認知件数」は、過去最多である平成15年から令和4年までに、約5分の1まで減少していましたが、コロナ禍が終息し、人の行き来が増加したことなどを要因に、令和5年から、再び件数が増加してきています。
※警察などの捜査機関によって犯罪の発生が認知された件数。
◇本市の刑法犯認知件数の推移
■こんな犯罪に注意
県警察では、「特殊詐欺」や「SNS型投資・ロマンス詐欺」など、特に対策が必要な犯罪を「重点抑止犯罪」として、注意を促しております。皆さんも、以下の内容を参考に、防犯対策に取り組みましょう。
■2つのAction(アクション)で備えよう
◇Action1 家庭で防犯
家族で話し合おう
・日ごろから、家族で防犯対策について話し合っている。
・自宅・自転車・自動車の鍵掛けを習慣付けている。
・日ごろから、近所であいさつや声掛けをしている。
・地域の自主防犯活動に参加している。
・駐車場の屋根・物置・エアコンの室外機などが、2階に侵入する足場になっていない
・門扉は施錠可能で、屋外照明が設置されている。
ポイント
人が近づいたとき反応して点灯するセンサー式ライトの設置も効果的。
・しっかり施錠している。
ポイント
鍵をピッキングに強いものに交換する。
防犯合わせガラス・フィルムを設備する。
玄関に補助錠を取り付ける。
就寝時も窓を閉める。
・ドアにはのぞき穴・ドアチェーンが設置されている。
・塀や柵・垣根が、周囲からの死角の原因となっていない。
ポイント
塀、植栽はできるだけ低くする。
ベランダの手すりは見通しのいい格子タイプに変える。
庭木、植栽の手入れは小まめにする。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
◇Action2 地域で防犯
・一戸一灯運動を全市で実施します
家庭の玄関灯や門灯を点灯させ、「まちを少し明るく」することで、地域全体で防犯に努める一戸一灯運動を12月11日〜令和7年1月3日の約1カ月間実施します。
「住民みんなで防犯活動に取り組んでいる」ということを示し、犯罪のないまちをつくりましょう。
・地域で協力し防犯に強いまちへ
地域内であいさつが活発に交わされ、コミュニケーションが緊密なまちは、犯罪者から敬遠されます。日ごろから地域ぐるみであいさつを交わし、犯罪の未然防止に努めましょう。
一方で、落書きやごみの散乱、放置自転車など環境の乱れた地域を犯罪者は狙います。こうした乱れを地域で改善しながら、犯罪者を排除しましょう。
不審な人がいたら、110番通報するなど、子どもたちの安全確保に努めてください。また、一人で遊んでいたり、遅くまで遊んでいたりする子どもがいたときは、早く帰るよう促してください。
問合せ:生活安心課
【電話】632-2137
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