障がい者週間は、障がいへの関心と理解を深め、障がいのある人が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高める1週間です。
この機会に、障がいのある人もない人も、共に支え合う地域共生社会の実現に向け、一人ひとりができることを考えてみましょう。
■まずは理解することから
障がいのある人は、日常生活を送る中で、不便なことや困難に感じていることが多くあります。これらの中には、差別や偏見、道路の段差など、周囲の人の理解やサポートがあれば不便さや困難さを感じないで済むことがあります。
困っている姿を見かけたら、「何かお困りですか」と、勇気を出して声を掛けてみてください。
■障がいのある人もない人も互いに尊重し合う社会へ
今年の4月から、会社や店舗などの民間事業者に対して障がいのある人への「合理的配慮の提供」が義務化されました。「合理的配慮の提供」とは、障がいのある人が障がいのない人と同じようにできるよう配慮することです。具体的には、高いところにある商品を取って渡す、筆談、飲食店でメニューをわかりやすく説明したり、写真を活用したりすることなどです。
合理的配慮は難しいものではなく、障がいの特性が分かれば誰でも対応できるものです。一人ひとりが相手の立場になって、お互いに理解することが重要です。
■配慮が必要なことを知らせるマークなどを知っていますか?
◇ヘルプマーク
障がいがある人など、配慮や助けを必要としている人が周囲に知らせるマークです。マークを付け困っている人がいたら、「何かお困りですか」と声を掛けてください。
◇ヘルプカード
障がいのある人などが、障がいの特性や支援を受ける際に必要な情報を記入し、いざというときに必要な支援や配慮を周囲の人にお願いしやすくするためのカードです。
◇ヘルプシール
障がいのある人などが、周囲に理解してほしいことや配慮をお願いしたいことをスムーズに伝えるため、ヘルプマークや携帯電話、手帳などに貼って使用するシールで、全27種類あります。
・ベビーカーと誤認しないよう、周囲に理解してもらうもの。
・何か困りごとが発生した場合に周囲から声を掛けてもらうもの。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■障がいに関するマークのQand(アンド)A
これは何のマークでしょう?
◇Q1
A1:障がい者のための国際シンボルマーク
障がいのある人が利用しやすい工夫をしている建物や乗り物などを表した、世界共通のシンボルマークです。車いす利用者だけでなく、障がいのあるすべての人を表しています。
◇Q2
A2:ほじょ犬マーク
障がいのある人の体の一部となって働いている盲導犬、介助犬、聴導犬などの補助犬がお店に入ることができることを表すマークです。
◇Q3
A3:耳マーク
耳の不自由な人を表すとともに、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表すマークです。耳の不自由な人からこのマークを提示されたら、手話や身振り、筆談などの配慮をお願いします。
◇Q4
A4:ハート・プラスマーク
心臓や腎臓など外見では分かりにくく、さまざまな誤解なども受けやすい身体の内部に障がいがある人を表すマークです。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■イベントに参加して障がいについてもっと知ろう
1〜3のイベントを巡るスタンプラリーを実施します。
すべてに参加すると3で、すてきなエコバッグをプレゼント(先着100人)。
1 障がい者スポーツ体験会
日時:12月1日(日)正午~午後3時。
会場:ベルモール(陽東6丁目)。
内容:「モルック」と呼ばれる数字が書かれた棒を倒し、その点数を競う競技の体験。
問合せ:障がい福祉課
【電話】632-2673
2 わく・わくアートコンクール2024 入賞作品巡回展
日時:12月1日(日)午前10時~午後4時。
会場:ベルモール。
内容:障がいのある人のアートコンクールで入賞した絵画や造形物などの芸術作品の展示。
問合せ:障がい福祉課
【電話】632-2229
◇障がい者アート作品のウェブ作品展公開
ID:1036740
内容:「わく・わくアートコンクール」応募作品と「うつのみやふれあい文化祭」展示作品をウェブ上で公開。
今年度作品の公開開始日:12月3日。
わく・わくバーチャル美術館U【HP】https://ufcf.jp/
3 わく・わくショップU特別販売会
ID:1004235
日時:12月6日(金)午前10時~午後2時30分。
会場:市役所1階市民ホール。
内容:市内の障がい者施設(約20施設)で制作した製品の販売。
◇おすすめはコチラ
一つ一つ心を込めて作ったクリスマス雑貨、アクセサリーやキーホルダーなどを販売します。
この機会にクリスマスプレゼントを探してみてはいかがですか。
各施設、趣向を凝らしたパンや洋食・中華などのお弁当やお菓子が並びます。
お気に入りのパン、お弁当やお菓子を見つけて、お昼やおやつにいかがですか。
問合せ:わく・わくショップU
【電話】632-7397
◇わく・わくショップUとは?
市役所1階にある障がい者施設等製品販売所です。障がい者施設で作られた、パンやクッキー、野菜、手作り雑貨など、さまざまな製品が販売されています。
営業日:月〜金曜日(祝休日を除く)。
営業時間:午前10時~午後3時。
会場:市役所1階南玄関付近。
問合せ:
障がい福祉課【電話】632-2229、
わく・わくショップU【電話】632-7397
販売予定表や製品の紹介はこちらから
わく・わくショップU【HP】https://www.wakwakshopu.org/index.html
事業所では水耕栽培で野菜を育てています。種からまき、大きく成長した新鮮な野菜を収穫するのが楽しいです。ショップでは、お客さんに顔を覚えてもらったり、買った野菜がおいしかったと声を掛けてもらったりするとうれしいです。
チャレンジドファーム宇都宮 小島 友志(こじま ともゆき)さん
問合せ:障がい福祉課
【電話】632-2673
問合せ:障がい福祉課
【電話】632-2353
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