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自治体の皆さまへ

特集 土砂災害への備え その「いつか」は明日かもしれない

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栃木県宇都宮市

6月は「土砂災害防止月間」です。
大雨が続くこれからの時期や大きな地震が発生した際には土砂災害の危険性が高まるため、特に注意が必要となります。
いつ、どこで起こるか分からない土砂災害から身を守るためには、日ごろから災害に備えておくことが大切です。
この機会に、自分自身の問題として土砂災害について考え、家族で確認してみましょう。

■日ごろから災害に備え被害を最小限に
大雨や地震発生により、崖崩れなどの土砂災害が発生しやすくなります。日ごろから土砂災害の正しい知識を持ち、準備しておくことが大切です。土砂災害に備え、土砂災害ハザードマップ(7ページ下記事参照)を活用し、土砂災害警戒区域などを確認しましょう。

■早めの自主避難で災害から身を守りましょう
土砂災害警戒区域に住んでいる人は、災害の前兆現象(7ページ上記事参照)を感じた時や本市が避難情報を発令した時には、早めにこれらの区域外に避難しましょう。また、土砂災害警戒区域の外などに住んでいる人も、身の危険を感じた場合には、速やかに避難してください。

■あらかじめ避難先を考えておきましょう
災害時に避難する場所は、学校などに開設される避難所だけではありません。安全な場所にある親戚や知人宅への避難も検討してください。

■土砂災害の種類と前兆現象
大雨や地震が発生した時、次のような前兆現象を感じたら、早めに安全な場所へ避難してください。

◇急傾斜地の崩壊(崖崩れ)
・崖に割れ目が見える。
・崖から水が湧き出ている。
・崖から小石がぱらぱらと落ちてくる。

◇土石流
・急に川の流れが濁り流木が混ざっている。
・山鳴りがする。
・雨が降り続いているのに川の水位が下がる。

◇地すべり
・沢や井戸の水が濁る。
・地面にひび割れができる。
・斜面から水が噴出する。

出典:宇都宮市ハザードマップ
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)住民に危険が生じる恐れのある区域。
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)建物が壊れ、住民に著しい危険が生じる恐れのある地域。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

■日ごろから準備しておこう
◇まずは事前の確認!
土砂災害ハザードマップを活用して、災害リスクを確認しておきましょう。土砂災害警戒区域などの最新の指定状況は県HPをご確認ください。
ID:1032873
市HP「ハザードマップ(土砂災害)」
県HP「土砂災害警戒区域等の指定状況」【URL】https://www.pref.tochigi.lg.jp/h07/town/kasen/sabou/kuikishitei.html

◇寝る場所に注意!
就寝中に土砂災害が発生する場合もあります。日ごろから、崖から離れた谷側の2階の部屋に寝るなど土砂災害に備えましょう。

◇家庭内備蓄品と非常持出品の準備 ID:1003237
チェックしてみましょう
・貴重品
・飲料水・食料品
・照明・情報端末など
・衣類・タオル
・衛生用品(マスク・消毒液・体温計など)
・応急医療品
・生活用品
・眼鏡・コンタクトレンズ
自宅にとどまるときや避難所に避難するときに必要な物を、最低3日分準備しましょう。

■がけ地近隣等危険住宅移転補助事業 ID:1032075
土砂災害特別警戒区域などに居住している人を対象に、住宅の除去費用などの補助制度があります。
申請を希望する人は、事前に住宅政策課【電話】632-2735へご相談ください。

■出前講座を実施しています ID:1002831
自治会やサークル、企業などの団体を対象に防災出前講座を行っています。
申込方法:「宇都宮市の防災」・「マイ・タイムラインで避難の作戦づくり」のいずれかの講座を選び、危機管理課【電話】632-2052へご連絡ください。

問合せ:
河川課【電話】632-2686
宇都宮土木事務所【電話】626-3146

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