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本市の自殺者数は、令和4年の人口動態統計では77人であり、毎年多くの人の尊い命が失われています。
9月10日は「世界自殺予防デー」で、9月10〜16日は「自殺予防週間」です。9月は季節の変わり目で気持ちが不安定になりやすく、心の疲れがたまりやすい時期です。心のSOSに注意しましょう。
■ストレスに早めに気付き、対処することが大切
心の疲れは自覚がないことが多く、自覚があっても無理を重ねてしまい「だるい」「疲れる」「やる気がでない」となることがあります。この状態が続く場合は、ストレスが影響していると考えられます。
■ストレスサインに気付いたらセルフケアをする
ストレスは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことで、嫌なことだけではなく、喜ばしいことでも生じます。ストレスサインに気付いたら、セルフケアを心掛けましょう。
■ストレスサイン
体:眠れない、食欲がない、疲れやすいなど。
心:憂鬱(ゆううつ)な気分、不安感、イライラするなど。
行動:怒りっぽい、落ち着きがないなど。
■セルフケア
・入浴やストレッチ、気の合う人との時間を持つなど、リラックス方法を見つける。
・散歩や運動など、体を動かす。
・質の高い快適な睡眠をとる。
◇飲酒によるストレス解消は要注意
・憂さ晴らしの飲酒は根本的な問題解決にならない。
・寝酒は睡眠障がいの原因になることがある。
・死への恐怖感が弱まり、自殺への後押しになることがある。
■大切な人を自殺から守るためにできること
気付き:心の不調を示すサインなどに気付き、勇気を出して声を掛けましょう。
傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。
つなぎ:早めに専門の医療機関や相談機関に相談するよう促しましょう。
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。
■自殺予防パネル展
期間・会場:
9月9~13日…市役所1階市民ホール、
9月10~18日…東図書館(中今泉3丁目)。
問合せ:保健予防課
【電話】626-1116
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