■2024年 こんな年でした!
2024年、本市では、たくさんのイベントが開催され多くの人でにぎわいました。
主な出来事を振り返ってみましょう。
◇2月
「宮っこを守り・育てる都市宣言」の制定
子どもたち一人ひとりが、地域社会の中で、人間力を高めながら、自分らしく、当たり前に成長できるまち「宇都宮」の実現に向け、「宮っこを守り・育てる都市宣言」を制定しました。
◇5月
FIBA3x3(フィバスリーエックススリー)パリ2024オリンピック予選大会
アップテンポな音楽が流れる会場でのスピーディーなプレーが特徴の3人制バスケットボール「3×3」のパリ2024オリンピック予選大会が、5月3〜5日に日本で初めて本市で開催されました。
◇8月
沖縄県うるま市と友好都市提携
沖縄県うるま市と、国内の都市として、初めて友好都市を提携しました。8月3日には、うつのみや表参道スクエアで調印式を行った後、ふるさと宮まつりのパレードで友好都市提携のお披露目をしました。
◇8月
ライトライン開業1周年
まちの誇りとして愛されるライトラインが、開業から1周年を迎えました。8・9月に開業1周年イベント「LIGHTLINE BIRTHDAY PARTY(ライトラインバースデイパーティー)」を開催。約3万8,000人にご来場いただき、盛り上がりました。
◇10月
メダリストへ市民栄誉賞を授与
パリ2024オリンピックにおいてメダルを獲得した、本市出身の鏡優翔(かがみゆうか)選手・松下知之(まつしたともゆき)選手の功績を称え、10月1日に市民栄誉賞を授与する表彰式と記者会見を行いました。
◇11月
佐藤栄一市長6期目スタート
宇都宮市長選挙で、6回目の当選を果たした佐藤栄一市長が、11月22日に、職員が拍手で迎える中、初登庁しました。その後の就任記者会見では、6期目に懸ける思い・抱負を述べました。
■2025年のまちの姿
本市の目指す、夢や希望がかなうまち「スーパースマートシティ」の実現に向けて、2025年に本市が目標とするまちの姿・取り組みをご紹介します。
◆「安全・安心」のための取り組み
・物価高騰などの影響を受ける市民や事業者に対し、適切な支援策を充実。
・河川の溢水(いっすい)被害の効果的な解消を図るため、河川・排水施設の整備など、治水・雨水対策を総合的に推進。
・災害に強い通信環境を整備し、より処理能力の高いトイレカーを新たに導入。
・オリオン通りなどの商店街の治安対策を強化。
◆「地域共生社会」の構築
◇少子化対策・子育て支援策
・天候に左右されない子どもの遊び場の増設に向け、整備場所や導入機能について検討。
・児童相談所の整備場所や複合機能、人材の確保・育成策などを定めた基本計画の策定。
・市立小中学校などの給食費を所得制限なく、すべての児童生徒の保護者に対して支援するなど、子育て世帯への支援策の充実。
◇健康サポート
・デジタル技術を活用した意識啓発や、健康無関心層の行動変容を促進。
・将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合う「プレコンセプションケア」を推進。
・女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」の活用を促進。
・30・35歳の子宮がん検診の項目に「HPV検査」を追加。
◇地域コミュニティの活性化
・自治会の意義や重要性などを明記した条例を制定。
・自治会加入のPR強化やデジタルを活用した活動の負担軽減、宮PASS(パス)の充実。
◆「地域経済循環社会」の構築
◇スポーツのまちづくり
・宇都宮ブレックスが予定している新アリーナ整備の早期実現に向けた支援。
・本市をホームタウンとするプロスポーツチームのさらなる発展を支援。
・アーバンスポーツを核としたライトライン沿線の新たな拠点となる「東部総合公園」の整備と、開業を見据えたアーバンスポーツの普及。
・通年利用が可能な屋内プールの新設に向けての取り組み。
・スポーツとさまざまな分野を掛け合わせた新たな価値を創出するため、産学官が連携したプラットフォームである「宇都宮版SOIP(ソイップ)(※)」を新たに設立。
◇産業の振興
・新たな産業団地の整備に向けた取り組みを推進。
・スタートアップの成長や市内企業の新規事業創出に向けた伴走支援を推進。
・農作業の省力化やコスト低減を図る衛星画像とAI診断による「営農支援システム」の活用や環境負荷低減を図る「生分解性マルチ」などの資材の導入を促進。
※スポーツオープンイノベーションプラットフォームの略。
◆「脱炭素社会」の構築
◇「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組み
・脱炭素先行地域における、市有・民間施設、一般家庭などへの太陽光発電設備の導入を促進。
・地域と調和した太陽光発電事業の推進のための条例を制定。
・学校で使用するすべてのエネルギーを脱炭素化する「ゼロカーボンスクール」を新たに2校拡大。
・電気バスの導入に向けた事業者の支援や、地域内交通への電気自動車の導入推進など、更なる「ゼロカーボンムーブ」を推進。
◆「NCC」の形成
◇拠点性の向上
・JR宇都宮駅西口周辺地区において、関係者と共に創り上げた将来イメージの実現に向けて、整備基本計画を策定。
・宇都宮駅西口南地区などの再開発や、本市初となる「優良建築物等整備事業」を活用した建て替えなど、都心部における民間開発事業の推進。
・公共交通やシェアリングサービスなどの多様なモビリティの接続・乗り継ぎに加え、生活サービスを提供する新たな拠点となる「モビリティハブ」の実証実験を実施。
・令和9年度に開園100周年を迎える八幡山公園について、さらなる魅力向上やにぎわいの創出に向け、民間活力を活用した心高鳴る施設整備を推進。
◇ネットワーク化
・JR宇都宮駅西側へのライトライン延伸に向け、運行計画や施設計画などを盛り込んだ軌道事業の特許を申請。
・市街地部における地域内交通の導入促進に向け、予約に応じて停留所間を運行する新たな運行方式による実証実験を実施。
・高齢者外出支援事業の利用対象にタクシーを追加するための検討。
・「都心環状線」を令和8年3月の開通に向けて整備、交通の円滑化に向けた交差点改良への着手など、道路ネットワークの充実・強化。
■2025年新春記者会見
1月6日(月)に行う、市長による新春記者会見内で、2025年の本市の主な取り組みを発表します。
会見の内容は、1月7日(火)から、市HPに公開予定です。
記者会見の内容はこちらから!
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