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本市には、令和6年10月末現在、約1万2,000人の外国人市民が暮らしています。地域の一員として、国籍に関わらず交流し、文化の違いを認め合い、共に暮らしていきましょう。
■外国人市民と共に暮らす「共生」のまちづくりを
本市の約50人に1人は外国人市民です。国籍はさまざまですが、アジアの国や地域の出身者が多くなっています。
本市では、外国人市民が暮らしやすくなるよう、市やSNSを活用した多言語による生活情報の発信の充実、外国人向け相談窓口の運営など、さまざまな取り組みを行っています。ぜひ、身近な外国人市民へ紹介してください。
また、日本人市民と外国人市民が交流する国際交流サロンや、外国人市民を講師に、母国の文化などを紹介する国際理解講座などを実施し、日本人市民と外国人市民が出会い、交流できる場を設けています。
これらの取り組みなどを通して、自分との違いを知り、相手のことを理解することで、多様性が尊重され、さまざまな人が活躍し、支え合う社会を目指す「多文化共生」の社会につながります。困っている外国人市民には「やさしい日本語(13ページの記事参照)」で声を掛け、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
■外国人市民に聞きました
◇日本人市民と交流したいと思いますか?
◇日本語を聞くことができますか?
◇日本語を話すことができますか?
ほとんどの外国人市民が日本人市民と交流したいと考えており、日本語での会話もある程度できることが分かります。「やさしい日本語」や「音声翻訳アプリ」などで、積極的に交流してみましょう。
■宇都宮市に多い外国人市民の出身国は?
1位 中国
2位 ベトナム
3位 ネパール
4位 フィリピン
5位 韓国
■外国人市民と簡単にコミュニケーションを取ることができます
「やさしい日本語」や「翻訳アプリ」で話してみよう
◇「やさしい日本語」とは?
外国人に分かりやすいよう、日本語の難しい表現をシンプルに言い換えるなど、工夫した「易しい(簡単な)」・「優しい(相手を思いやる)」日本語のことです。
出身はどちらですか。→国はどこですか。
いつ日本にいらっしゃいましたか。→いつ日本に来ましたか。
ご記入ください。→書いてください。
◇翻訳アプリVoiceTra(ボイストラ)を使ってみよう
話した言葉を翻訳してくれるアプリで、31言語に対応し、無料で使うことができます。
詳しくは、VoiceTraをご覧ください。
【URL】https://voicetra.nict.go.jp/
■日本人市民(にほんじんしみん)と外国人市民(がいこくじんしみん)が交流(こうりゅう)できるイベントに加参(さんか)しよう
日本人市民(にほんじんしみん)と外国人市民(がいこくじんしみん)が交流(こうりゅう)できるイベントに加参(さんか)し、お互(たが)いのことを知(し)り、理解(りかい)を深(ふか)めてみませんか。
◇多文化共生(たぶんかきょうせい)フォーラム
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日時(にちじ):1月(がつ)19日(にち)(日(にち))10:15〜12:00。
会場(かいじょう):宇都宮市民(うつのみやしみん)プラザ(馬場通(ばばどお)り4丁目(ちょうめ))。
内容(ないよう):「みんなではなそう多文化共生(たぶんかきょうせい)のまち宇都宮(うつのみや)」をテーマとした、ワークショップ。
定員(ていいん):先着(せんちゃく)28人(にん)。
申込方法(もうしこみほうほう):申込用紙(もうしこみようし)(市(し)HPから取(と)り出(だ)し可(か))に必要事項(ひつようじこう)を書(か)き、直接(ちょくせつ)または送付(そうふ)で、〒320-0026馬場通(ばばどお)り4丁目(ちょうめ)1-1多文化共生推進課(かきょうせいすいしんか)へ。
問合せ:多文化共生推進課(かきょうせいすいしんか)
【電話】616-1567
◇国際交流(こくさいこうりゅう)サロン
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日時(にちじ):毎月第(まいつきだい)4土曜日(どようび)、16:00〜18:00。
会場(かいじょう):国際交流(こくさいこうりゅう)プラザ(馬場通(ばばどお)り4丁目(ちょうめ))
内容(ないよう):市内(しない)に住(す)む外国人(がいこくじん)と自由(じゆう)に交流(こうりゅう)します。
問合せ:市国際交流協会(しこくさいこうりゅうきょうかい)
【電話】616-1870
■参加してみませんか
姉妹都市への派遣事業を行っています
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本市は、オークランド市(ニュージーランド)、オルレアン市(フランス)、タルサ市(アメリカ)、チチハル市(中国)、ピエトラサンタ市(イタリア)と姉妹・文化友好都市として提携しています。
このうち、オークランド市、オルレアン市、タルサ市については、中学生や高校生などが実際に姉妹都市へ行き、現地の学校体験やホームステイを通して、異文化交流や多文化共生に触れる「派遣事業」を行っています。
多文化共生に興味のある人は、姉妹都市へ行ってみませんか。今後の派遣生募集などの情報は、随時、市HPなどでお知らせします。
◇参加した派遣生の声
・親元を離れ、海外で生活することで自分の行動により強い責任感を持つようになった。
・自発的に行動するようになった。
・挑戦することへの抵抗が減った。
・外国人と話すときの緊張が無くなった。
・コミュニケーションに対しての恐怖心が減った。
・一生懸命頑張る中で、国籍を越えた友達がたくさんできた。
問合せ:多文化共生推進課
【電話】616-1567
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