市では、国際社会に対応できるグローバルな人材を育成するため、姉妹都市であるオーストラリアのケアンズ市に中学生を派遣しています。市内11校の中学校3年生及び義務教育学校9年生から選抜された22人の派遣団員が4回の語学研修、事前研修を経て、8月20日(火)~26日(月)までの日程でケアンズに派遣されました。
■こんな体験をしてきました
現地では、ケアンズ市役所の訪問、ケアンズ・ステイト・ハイスクールでの授業参加や生徒との交流、ホームステイ体験など、様々なプログラムを通して、生きた英語や文化に触れることができました。各々、英語学習に取り組んできましたが成果にさらに磨きをかけて、地元の人々との交流を深めることができました。
◇派遣事業に参加した髙橋花歩(たかはしかほ)さん(豊田中学校3年)に聞きました
Q.なぜこの事業に参加しようと思ったのですか?
A.いつも裏方にまわってしまう、人見知りで奥手な自分を変えたくて参加しました。
Q.派遣事業でどんなことを学びましたか?
A.ケアンズと日本の学生を対象に幸福度調査をしたのですが、ケアンズの学生の方が幸福度が高く、自己肯定感が高い結果になりました。私も、自分で自分を認めてあげられる人、心のゆとりが持てる人になりたいなと思います。
Q.将来の夢につながったりすることはありましたか?
A.海外に関われる仕事をしたい、海外の学校にも行ってみたいと思いました。
◇派遣事業に参加した田上翔太(たがみしょうた)さん(小山第三中学校3年)に聞きました
Q.なぜこの事業に参加しようと思ったのですか?
A.オーストラリアは多文化社会と聞いて、自分の視野を広げたいと思い参加しました。
Q.嬉しかったことはなんですか?
A.日本の遊びを知ってもらいたくて持参したけん玉などでホストファミリーが楽しんでくれたことです。緊張で気持ちが伝えられない中、優しく接してくれたのも嬉しかったです。
Q.今回の旅でどんなことを学びましたか?
A.ケアンズの学校では一緒に活動した6人全員の出身国が違うことにビックリし、同時に認め合う心を学びました。この旅で自分も成長できたと思います。
◇派遣生徒一覧
※詳しくは本紙をご覧ください
問合せ:国際政策課
【電話】22-9829
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