小山市と古くから歴史的なつながりがある茨城県結城市。両市共通の文化・地場産業である結城紬のつながりをはじめ、市民の通勤や買い物等日常の生活圏は、県域を越えて互いの市に及んでいます。
両市が市制施行60周年を迎えた平成26年に、これまで培われてきた絆をさらに強め、友好親善関係を深めるとともに、さまざまな分野での交流を図るため、結城市と友好都市盟約を締結しました。
結城市と小山市は、結城紬の振興をはじめ、生活圏における強い結びつきを持ち、歴史的にも深い関係を築いてまいりました。平成26年10月2日には、経済・教育・文化・医療などの交流を目的として友好都市盟約を締結し、今年、10周年を迎えることができました。
これまで、定期的に情報交換会を開催し、さまざまな連携事業を推進してまいりました。今年は、11月16日に、10周年記念式典を執り行うほか、両市民に互いのまちの魅力を再認識するきっかけとなるようフォトラリーを開催するなど、各種交流事業を実施しております。
今後も、これまでの連携を継続しつつ、お互いの地域課題を共有し、よりよいまちづくりの取り組みを進め、さらなる両市の発展に努めてまいります。
小山市長 浅野 正富(あさのまさとみ)
小山市と結城市は、鎌倉時代に始まる歴史的なつながりやユネスコ無形文化遺産の「結城紬」などの文化的つながりから、平成26年10月に友好都市の盟約を締結し、この度、10周年という記念の年を迎えました。
両市は、共通の経済圏や生活圏に位置し、今日に至るまで、自治体における各種事業や人事交流に加え、スポーツやイベントを通じた市民レベルでの交流により、友好関係を深めてまいりました。
一方、少子高齢化や人口減少が進展する中、10周年という節目にあたり、両市の強みや良い部分を積極的に伸ばし、不足する部分を補い合うなど、経済・教育・文化・医療等の広い分野での連携をさらに推進することで、課題解決並びに両市の発展につなげてまいります。
結城市長 小林 栄(こばやしさかえ)
◆結城市との交流事業 結城七社めぐりバスツアー
友好都市盟約10周年を記念して、両市にまたがる「結城七社(ゆうきしちしゃ)」を参拝し、郷土の歴史を知るバスツアーが開催されました。
結城市役所にて出発式を行い、牛頭天王(ごすてんのう)(健田須賀(たけだすが)神社)⇒住吉(すみよし)大明神(住吉神社)⇒神明(しんめい)神社⇒鷲宮(わしのみや)大明神(日鷲(ひわし)神社)⇒八幡宮(はちまんぐう)(八幡神社)⇒道了大薩埵(どうりょうだいさった)(健田(たけだ)神社跡)⇒大桑(おおくわ)大明神(大桑神社)⇒大神宮(神明宮(しんめいぐう))⇒高椅(たかはし)大明神(高椅神社)をめぐり、参加者は両市の歴史や文化にふれました。
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