小山駅西口周辺の暮らしの移り変わりを紹介する、ニシグチオヤマのきおく。
今回は城山公園のきおくを巡りたいと思います。
JR小山駅西口から思川へと伸びる祇園城通りを進むと、石垣となだらかな坂が目印の城山公園が見えてきます。
城山公園は、かつて鎌倉幕府の有力氏族であった“小山氏”が居城である祇園城を築いていました。小山氏は1150年(久安6年)に小山政光が名乗りはじめ、1576年(天正4年)北条氏によって陥落されるまで約400年の歴史を持つ氏族でした。
1619年(元和5年)に祇園城は廃城し、その後明治時代には第二代衆議院議長星亨の別邸がありました。現在の城山公園の形となったのは、1956年(昭和31年)のこと。60年以上の歴史を重ねた公園は、リニューアルに向けて工事が進められています。
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