~誰もが生き生きと暮らし、今後もずっと住み続けたい小山に~
※ウェルビーイングとは、身体的、精神的に健康な状態であるだけでなく、社会的、経済的に良好で満たされている状態にあることを意味します
■令和6年度 予算概要
◇予算規模は総額712億円(前年度比4.6%増)
市民の「安全・安心な暮らし」を確保することを最優先事項に掲げ、道路・橋梁や公園、学校、保育所等公共施設の維持修繕・長寿命化対策について、予算を重点的に配分しました。
市民が今後もずっと住み続けたいと思える田園環境と都市環境の調和が取れた「田園環境都市おやま」を将来にわたり持続的に発展させていきます。
◇市制70周年記念関連事業
令和6年で市制70周年を迎えました。式典、コンサート、記念誌発行、市民全体で祝うイベント等、全21事業(総額約4,500万円)を実施します。
◇令和5年度補正予算にて前倒しで行う事業
・排水強化対策
・小中学校トイレ洋式化
・小学校校舎照明LED化
■市民との対話でつくる持続可能なまちづくり
今年度、市のまちづくり長期方針「田園環境都市おやまビジョン」の策定を完了し、令和8年度が初年度となる「第9次小山市総合計画」の策定に着手します。
市では、小山市民フォーラムをはじめとする市民との対話を通して各計画や方針づくりを行っていきます。
◇おやまの森・里づくり事業の取り組み
過去20年で30%なくなった小山市の平地林。
減少傾向の続く平地林の保全・管理に向けた計画策定、担い手づくりに取り組みます。
※本紙4、5ぺージで詳しく紹介します。
◇駅周辺まちづくりの官民連携
令和5年度に策定した小山駅周辺のまちづくりビジョン「PLAN OYAMA(プランオヤマ)」を推進する民間団体「PLAN OYAMA プラットフォーム(P.O.P./ポップ)」と市で連携してまちづくりを進めていきます。
◇脱炭素地域づくりの推進
2050年脱炭素社会の実現に向け、小山市の地域特性等に応じて、温室効果ガス排出削減の具体的な取り組みや数値を示したゼロカーボンシティロードマップを策定します。
◇間々田のじゃがまいた伝承館・新博物館の整備
市の多彩な資源・文化と人々をつなぐ交流拠点となり、魅力あふれる小山を将来世代につなぐ役割も担います。
■新しい取り組み
各事業の詳細はホームページから確認できます
◆市民一人一人に対する助成事業
▽第2子保育料無償化の開始
栃木県では10月から開始される認定こども園等に通う第2子の保育料無償化について、市では、より子育てしやすい環境づくりを進めるため、先行して4月から開始します。
▽妊娠~産後までの新たな支援
・産後ケア事業(無償化)
・1カ月児健康診査(上限5,000円/回)
・妊産婦歯科健康診査(上限6,000円/回)
▽重度心身障がいの方の自己負担分医療費助成
4月1日(月)以降の県内医療機関受診分を現物給付方式とします。(申請が必要なくなり、医療機関での保険診療分の窓口負担が基本的に不要となります)
▽帯状疱疹ワクチン費用助成(50歳以上)
対象者:50歳以上の市民で令和6年1月1日以降に接種された方
▽歯周疾患検診の対象年齢拡大
これまで40・50・60・70歳の市民を対象としていた検診の対象者に20・30歳を追加して歯の健康づくりを推進します。
▽自転車乗車用ヘルメット購入費助成
交通事故による頭部への被害軽減のため、使用者1人につき1回、条件を満たしたヘルメット購入費の一部を助成します。
助成額:ヘルメット1個につき最大3,000円
▽耐震診断士の派遣
昭和56年5月以前に旧耐震基準で建築された木造住宅に対して無料で耐震診断士を派遣します。
◆市民皆さまの生活が豊かになる事業
▽大谷市民交流センター(あいとぴあ)開館
4月30日(火)開館。詳しくは本紙8、9ページにて紹介します。
▽おーバスの拡充
土塔平成通り線の新車両導入。乗車人員が増えて便利になります。
▽小中学校屋内運動場(体育館)にエアコンを設置
熱中症対策や災害時の避難所開設時に使用できるエアコンの整備を進めます。
▽ドッグランの整備
3月3日(日)に、仮設で絹ふれあいの郷にオープンしました。今年度は道の駅思川でも整備を進めます。
▽間々田地区に新設保育所を整備
子どもたちや、地域の人々にとって「心のよりどころ」となる保育所をつくります。
▽学童保育館の整備
令和7年4月からの開館を目標に、羽川小学校区の学童保育館建替え及び乙女小学校区の学童保育館新設を進めていきます。
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