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渡良瀬遊水地のコウノトリ

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栃木県小山市

渡良瀬遊水地では、令和2年に東日本初となる野外繁殖によるコウノトリのヒナが誕生して以来、5年連続でヒナが誕生しました。コウノトリは、生態系ピラミッドの頂点に立つ生きもので、コウノトリが年間を通じて生息、繁殖するためには多様な環境があり、それぞれの環境に生きものが豊富に存在する必要があります。コウノトリが生息できる地域はたくさんの生きものが生息できる自然豊かな地域であること(=生物多様性)の証明になります。
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。地球上の生きものは40億年という歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生き物が生まれました。これらの生命はひとつひとつに個性があり、直接的または間接的に支えあって生きています。

◆コウノトリの巣作りから巣立ちまで
・巣作り(1~3月ごろ)
巣材を集めます
・産卵・抱卵(3・4月ごろ)
夫婦交代で温めます
・ふ化(4・5月ごろ)
ヒナは「ギーギー」鳴きます
・足環装着(5・6月ごろ)
この時に性別もチェックします
・巣立ち(6・7月ごろ)
親鳥と大きさが同じくらいになります

◆こんなに家族が増えました! コウノトリ家系図
特別天然記念物であるコウノトリは、個体識別のため足環を装着しています。コウノトリを見かけた際はぜひ足環の色に注目してみてください。
※詳しくは本紙をご覧ください

問合せ:ゼロカーボン・ネイチャーポジティブ推進課
【電話】22-9288

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