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地域おこし協力隊通信 第84回

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栃木県日光市

《今月のリポーター》
■三依地区担当
地域おこし協力隊
竹嶋 聖(たけしまたかし)隊員

◆三依地区ってこんなとこ
三依地区の一番の魅力と言えば、関東随一の水質を誇る河川や、栃木百名山にも名を連ねる山々などの豊かな自然です。言うまでもなく、渓流釣りやアウトドアを楽しむのには最高の場所です。
渓流釣りは、餌釣りやフライフィッシング、ルアーフィッシングなどがありますが、三依と言えば「テンカラ」は外せません。なぜなら、日本初の「テンカラ専用CandR区間(キャッチandリリースの釣り場)」があるからです。全長4キロに及ぶCandR区間は、初心者から上級者まで楽しむことができます。
また、テンカラ専用区は林道が整備されているので歩きやすく、散歩するだけでもリフレッシュできます。
このほか、アユ釣りも人気で、毎年多くのアユ釣り師が訪れます。三依のきれいな水で成長したアユは絶品で、香りが良いといわれています。
さらに、三依ではさまざまな動物にも出会えます。カモシカ、アナグマなどの野生動物や、アオゲラ、クマタカなどの珍しい鳥を見ることができます。アカショウビンやセグロカッコウなど、なかなか見ることができない貴重な鳥を探しに訪れる人もいます。

◆暮らしてみた感想
暑がりの私でも夏は過ごしやすいですが、冬の寒さと雪にはいろいろと苦労がありました。
寒さで車のバッテリーが上がってしまったり、水道が凍結してしまったり、慣れない雪かきに苦戦したり、凍結した路面に油断して、おっとっと…なんてこともありました。

◆協力隊としての活動状況
初年度から現在まで、活動の主軸として鳥獣被害防止活動を行っています。
今年の7月には、私の活動に興味を示してくれた栃木県土地改良事業団体連合会の研修会に講師として参加し、鳥獣被害防止活動のほか、協力隊として働くきっかけや、三依の魅力あふれる自然について話をしました。
今年度で退任となりますが、活動終了後も三依での生活を予定していますので、退任までの残りの期間で住む場所や仕事を考えていくつもりです。

◆その他の活動
協力隊活動のほかに、地域活動の幅を広げてきました。
猟友会では、有害鳥獣捕獲などを行っています。おじか・きぬ漁協では、放流や魚のすみかづくりなどの増殖活動を行い、地域資源を守る活動をしています。消防団では、災害時対策を学び、有事に備えています。
最近では、地元有志で「三依を愛している会」を立ち上げました。今後も三依の未来を守りつないでいこうという思いで、活動していきたいと思います。

問合せ:地域振興課 地域政策係
【電話】0288-21-5147

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