「SDGs」ってなんだろう? 第17回

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人間の営みは、森林、山地、湿地、川や湖などたくさんの自然や生き物に支えられています。しかし、現在、自然が破壊され、森林が失われ、多くの生き物が絶滅の危機にあります。特に、地球温暖化防止、生物多様性を支えるなどの役割を持つ森林は、世界全体で毎年約520万ha(栃木県土の約8倍)が消失していると推測されています。

森林消失の原因の一部は、酸性雨、無計画な森林伐採、都市化の進行と言われています。日本では高齢化、過疎化などにより森林従事者が減少し、森林の荒廃が進んでいます。私たちができることとして、「身近な場所で自然や生き物に触れ、自然の大切さを考える」「適切な森林管理がされていることを証明するFSC認証が貼られた商品を選ぶ」など、小さな心がけも陸の豊かさを守ることにつながります。