文字サイズ
自治体の皆さまへ

生涯学習情報コーナー『にこにこ』 第30回

9/36

栃木県日光市

今月は、中宮祠公民館・藤原公民館、三依公民館の活動を紹介します。

◆中宮祠公民館
今年度も篠崎尚史(しのざきなおし)先生を講師に迎え、6月と10月に講座「篠崎尚史先生の「今、聞いておきたい事」」(全2回)を企画しました。
現在、篠崎先生は、日本両棲類(りょうせいるい)研究所所長ですが、30年ほど前に東京歯科大学市川総合病院角膜センター長だった際、ベトナム人留学生を受け入れた縁で、ベトナム政府とつながりができました。6月の講座では、篠崎先生が、ベトナムでの角膜移植の状況や法整備への援助、農民への生活改善や医療保険制度の整備に協力していることについて話しました。
10月30日(水)午後3時からは、2回目の講座があります。国際人として活躍する真のリーダーである篠崎先生の、変わりつつある世界情勢や市の未来についての話を聞きに、足を運んでみませんか。

問合せ:中宮祠公民館
【電話】55-0078

◆藤原公民館
今年度は初めて、「七宝焼(しっぽうやき)」教室を開講しました。
七宝焼は、金属質の物にガラスを焼き付ける伝統工芸品です。七宝焼にはたくさんの技法がありますが、色を重ねて焼くことにより、ガラスと熱のコラボレーションで無限の色を出すことができ、美しい色彩の世界が広がります。
教室では、参加者が縁取りペンダント制作に挑戦しました。ペンダントは、七宝焼専用の絵の具を使い、色とりどりのミルフィオリ(花フリット)を載せてベネチアンガラス風に仕上げます。初めて七宝焼を体験する人も楽しんで作ることができる作品です。
全5回コースで開講した教室は、初回から好評でした。自由な表現で美しいオリジナル作品を制作してもらうことで、七宝焼の魅力に十分に触れられる貴重な時間となりました。

問合せ:藤原公民館
【電話】76-1200

◆三依公民館
子どもたちを対象にした環境学習として、地元の自然環境を生かした「水辺の教室」を、おじか・きぬ漁業協同組合(以下、漁協という)の協力で開催しました。
水産研究・教育機構の宮みやもと本幸こうた太(みやもとこうた)先生、漁協三依支部の方々を講師に迎え、川魚の生態や特徴、漁協の活動などを学ぶ「おさかな教室」をはじめ、実際の魚に触れるつかみ取りや、イワナの塩焼きの試食を行いました。
中でも宮本先生による「割り箸での魚のはらわた抜き講座」は、人だかりができるほど人気を集めました。子どもたちは、三依の大自然の中で少し「ワイルド」になったようです。
また、昨年参加し、「来年またこの教室で会おう!」と約束した子ども同士が、再会を果たして喜び合うという心温まる出来事もありました。
今回で3回目を迎えたこの教室ですが、皆さんからの好評を得たことで、参加者が令和5年度の約3倍という結果となり、参加者、地域、公民館が一体となった教室となりました。
今後も、魅力ある教室を企画する予定ですので、皆さんの参加を待っています。

問合せ:三依公民館
【電話】79-0212

◎くわしくは生涯学習課
【電話】0288-21-5182

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU