■実態がよくわからない投資話には注意しよう!
インターネットやメールで感情を揺さぶり勧誘する投資詐欺がここ最近増加しています。よくあるケースを紹介しますので警戒するための参考にしてください!
◆ケース(1) 有名人広告の投資詐欺
SNSで「△△(有名人)も運用している投資サイト」という広告を見て興味を持ち、会員登録し海外投資会社で口座開設をした。後日、投資話が届き入金したら利益報告があり、利益分の資金を引き出したいと投資会社へ連絡したところ、出金手数料と運用している海外株式市場に税金を支払わないと出金できないと言われた。
▽被害に遭わないために
有名人が関わっているからとすぐに信用してはいけません!必ず複数の情報源にあたってみましょう。実態のよくわからない投資会社については、金融庁ホームページで確認してみることも大切です。
◆ケース(2) ロマンス投資詐欺
マッチングアプリで自称ファッションブランド経営者という外国人と出会い、タイレクトメールでやり取りをしていたが、日本に移住するから2人で暮らそう、将来の生活資金のために一緒に暗号資産サイトに投資しようと提案され、銀行や消費者金融から借り入れて投資した。その直後から相手と連絡が取れなくなり、投資金が引き出せなくなった。
▽被害に遭わないために
恋愛展開がやたらに早く、直接会うまでの間にお金の話を執拗(しつよう)に潜ませてきたら要注意! 海外に送金されたお金は、ほとんど取り戻せません。投資のために借り入れしたお金は自身で契約したものですから、自分の責任で返済し続けることになります。
◎不安に思った場合はひとりで抱えず、すぐに消費生活センターへ相談してください。
・消費者ホットライン
【電話】188(いやや)
問合せ:生活安全課 くらし安心係
【電話】0288-21-5112
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