■災害は、忘れた頃にやってくる!~火災、大雨・台風、地震への備え~
◇自然災害の多い国、日本。
日本は、外国に比べて自然災害が発生しやすい国土です。全世界で発生したマグニチュード6以上の地震の18・5%が日本で起こっており、全世界の活火山の7・1%が日本にあります(出典…一般社団法人国土技術センター)。
日光市でも、古くは日光地震(天和3年(1683年))、今市地震(昭和24年)、平成27年の関東・東北豪雨など、自然災害による被害が発生しています。
◇災害時は「共助」が大切
自然災害による被害は、市内全域や近隣市町に及び、公的機関による公助が十分に届かない場合があります。
そこで、家族や地域の人と助け合う共助が大切になります。非常持出品の確認、近所の高齢の方や身体の不自由な方などへの声かけなど、普段から準備をしておきましょう。
◇市内観光事業者の方へ
日光市を訪れる観光客は、年間900万人を超えています。最近は日本人だけでなく、外国人も増加しています。
自然災害が発生すれば、市民だけでなく観光客も被災します。観光客を守り、安全に帰路に就くまでサポートすることが、これからの観光地には求められています。観光地の「安全・安心」は、国際観光文化都市の推進基盤です。
消防本部予防課は「観光防災の手引き」を作成しました。いざという時のために、ぜひ一度確認してください。皆さんで、観光分野の防災・危機管理意識を高めていきましょう!
問合せ:消防本部 予防課
【電話】0288-21-0368
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