日光杉並木街道植樹400年記念特別連載「日光杉並木街道」 第1回

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■あっぱれ!杉並木

〇ぼくはムサっぺ。今月号から日光杉並木街道(にっこうすぎなみきかいどう)(※1)について紹介(しょうかい)するよ。モモちゃん、ぼくのすみかでもある杉並木、実は令和(れいわ)7年で400歳(さい)になるんだ。

◇すごい!江戸(えど)時代の初(はじ)めごろから、日光を見守っているんだね!

〇長生きなだけじゃないんだ。日光杉並木街道は、その価値(かち)を認(みと)められて、日本でただ一つ、国の特別史跡(とくべつしせき)と特別天然記念物(てんねんきねんぶつ)の二重指定を受けているんだよ。

◇杉並木が植えられている土地と、杉の木の両方が文化財(ぶんかざい)なんだね。

〇そのとおり!文化財になっている杉は、令和6年3月31日現在(げんざい)、1万2、052本あって、それぞれの杉の幹(みき)にナンバープレートがついているんだよ。

◇杉1本いっぽんも立派(りっぱ)だけど、杉並木を空からみると、とっても長いね。一体何kmあるんだろう?

〇日光杉並木街道は、「日光街道」「例幣使(れいへいし)街道」「会津西(あいづにし)街道」の3街道からなっていて、合(あ)わせると37km(※2)になるんだ。世界で最(もっと)も長い並木道として、ギネスブックにものっているんだよ!

◇日本だけじゃなく、世界に誇ほこる杉並木なんだね!

※1…文化財としての正式名称(めいしょう)は「日光杉並木街道附(つけたり)並木寄進碑(きしんひ)」です。
※2…文化財に指定されている長さで、寄進碑を含ふくみます。

問合せ：文化財課
【電話】0288-25-3200