■おくのほそ道の風景地(ふうけいち) ガンマンガ淵(ふち)(慈雲寺境内(じうんじけいだい))
国指定名勝・日光地域 平成26年(2014年)3月指定
〇大造じいちゃん。「あらたふと青葉若葉の日の光」って知ってる?
◇「おくのほそ道」で松尾芭蕉(まつおばしょう)が日光に来た時、詠(よ)んだとされる句(く)じゃのう。日光の社寺や裏見(うらみ)の滝のほかにも、「曾良随行日記(そらずいこうにっき)」には「ガンマンガ淵」を訪(おとず)れたと書かれているんじゃ。明治35(1902)年の洪水(こうずい)で失われてしまった部分もあるんじゃが、芭蕉の一行(いっこう)が見た風景(ふうけい)を求めて、多くの人が訪れているんじゃよ。
〇ガンマンガ淵の迫力(はくりょく)と美しさが、みんなの心をつかんできたんだね。たくさん並んでいるお地蔵(じぞう)さんを数えに行ってみよう!
※文化財(ぶんかざい)としての名称(めいしょう)は「ガンマンガ淵」ですが、「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」とも呼(よ)ばれています。
◎本紙15面のQRコードから、所在地のGoogle Mapが閲覧できます。
問合せ:文化財課
【電話】0288-25-3200
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