■定書(さだめがき)
市指定有形民俗文化財(風俗習慣)・栗山地域 平成16年(2004年)6月指定
〇大造(だいぞう)じいちゃん。古そうな看板(かんばん)に、昔の文字が書かれているよ。なんて書いてあるの?
◇この定書は、川俣温泉(かわまたおんせん)の湯小屋(ゆごや)(共同浴場(よくじょう))に掲示(けいじ)されていたんじゃ。定書には、温泉(おんせん)を利用するときの注意事項(じこう)として、湯小屋の中での下駄履(げたば)きの禁止(きんし)、火の元に注意することなどが書かれておる。湯小屋は、明暦(めいれき)2(1656)年に建(た)てられてから、昭和27(1952)年まで残っていたんじゃよ。
〇江戸時代(えどじだい)から入浴(にゅうよく)のルールがあったんだね。決まりをよく読んで、温泉に入りに行こう!
※定書は市歴史民俗資料館の展示で公開することがあります。
◎本紙15面のQRコードから、所在地のGoogle Mapが閲覧できます。
問合せ:文化財課
【電話】0288-25-3200
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