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令和6年度 日光市の予算

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栃木県日光市

令和6年度の予算規模は、一般会計において457億1千万円で、前年度と比較して8・7%増になりました。特別会計予算総額は、194億1、706万9千円で、前年度と比較して4・1%の増となりました。

物価高騰の影響を受け、一般行政経費が大きく増加する中、市民の皆さんへの負担を最小限にとどめるため、基金などの有効活用などにより、先行き不透明なこの局面を乗り越える予算としました。加えて、カーボンニュートラルの実現に向けた事業など、第2次日光市総合計画後期基本計画を推進するための事業に、財源を重点配分するとともに、市内経済の活性化と公共施設マネジメントの推進を図るため、普通建設事業費の予算を拡充しました。

※臨時財政対策債は、元利償還金(借りたお金とそれに対する利子の支払額)の全額が、地方交付税の算定に算入されます。

■3つの重点プロジェクト(主な事業)
◆魅力いっぱいプロジェクト(産業振興)
〇日光産米流通加速化支援事業
日光産米の販路拡大に向けたインターネット販売費用に対する助成制度を創設します。

〇脱炭素先行地域推進事業
ゼロカーボンシティの実現に向けて、先行地域で再生可能エネルギー、省エネルギー設備の導入を重点的に促進することで、二酸化炭素排出量の削減を目指します。

〇森林資源再整備促進事業
間伐材搬出路網の整備や未利用材搬出経費に対する助成、木質燃料ストーブの導入に対する助成を新たに制度化し、森林資源の再整備を促進することで、二酸化炭素吸収量の増加につなげます。

◆人がつながるプロジェクト(互助共助)
〇地域まちづくり事業
集落支援員を新たに藤原地域、栗山地域へ配置するとともに、地域まちづくり協議会の活動を支援します。

〇地域おこし協力隊事業
民間人材バンクを活用した地域おこし協力隊の採用を行うとともに、地域と移住者、移住検討者をつなぐ交流の場の創出などに対する活動を支援します。

◆未来かがやくプロジェクト(教育)
〇中学校部活動指導者派遣事業
中学校において部活動指導員の配置を目指すとともに、地域移行に向け、関係者の皆さんとの協議を進めます。

■物価高騰対策
〇指定ごみ袋配布
市民の皆さんの生活を支援するため、昨年度に続き全世帯を対象に市指定ごみ袋を配布します。

〇保育園、認定こども園の保護者負担軽減
保育園、認定こども園の第2子保育料と副食費を無償化することで、子育て世帯の生活を支援します。

■魅力ある日光市に向けた新たな施策の充実
〇女性活躍推進事業
女性のデジタルワーク人材の育成を拡充するとともに、受注体制の構築に向け専門人材を登用するなど、スマートワークウーマンプロジェクトの充実を図ります。

〇立地適正化計画推進事業
持続可能なまちづくりに向け、居住を促す区域における土地の有効活用を促進するため、道路などの施設整備の検討を進めます。

〇予防接種事業
50歳以上で罹患(りかん)率が高い帯状疱疹(ほうしん)の、予防ワクチン接種に係る費用の一部助成を行います。

〇定住促進事業
移住定住の促進に向け、転入者の住宅取得費などに対する助成制度や、移住を検討し現地見学をする方の交通費に対する助成制度を創設します。

問合せ:財政課 財政係
【電話】0288-21-5162

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