近年、性的マイノリティ(LGBTQ(エルジービーティーキュー)など)を取り巻く環境は大きく変化し、関心が高まっています。しかし、社会全体の理解が十分に深まっているとは言い難い状況にあり、差別や周囲の心ない好奇の目にさらされるなど、社会生活でさまざまなトラブルに悩まされている当事者の方々がたくさんいます。
人それぞれ性のあり方はさまざまであることを知り、お互いの違いを受容・尊重し合うことが大切です。
市は性的指向、性自認についても重要な人権課題の一つとして捉え、皆さんに理解促進を図るための取り組みを行っています。
◆LGBTQとは
LGBTQは、次の単語の頭文字を組み合わせたものです。
・L…Lesbian(レズビアン)(女性の同性愛者)
・G…Gay(ゲイ)(男性の同性愛者)
・B…Bisexual(バイセクシャル)(両性愛者)
・T…Trangender(トランスジェンダー)(体と心の性別に違和感を持つ人)
・Q…Questioning(クエスチョニング)(自分の性別がわからない人、決まっていない人)または、Queer(クイア)(セクシャルマイノリティの総称)
◆パートナーシップ宣誓制度
市は、令和3年9月1日からパートナーシップ宣誓制度を始めました。この制度ではLGBTQの同性カップルをパートナーとして市が認定し、証明書を交付します。
◆LGBTQなどの人権相談窓口
・とちぎにじいろダイヤル
【電話】028-665-8724
(性的マイノリティに関する電話相談)
・よりそいホットライン
【電話】0120-279-338
(性別の違和感や同性愛に関わる相談)
■「人権擁護委員の日(6月1日)」に合わせて、下のとおり特設人権相談を開設します
■映画上映会開催
昨年度に引き続き、6月に「ニッコーシネマパラダイス」を開催します。
差別問題や人の尊厳、心の多様性などについて考えるきっかけとなる4作品を上映します。
詳しくは、広報にっこう6月号でお知らせします。
問合せ:総務課 人権・男女共同参画推進係
【電話】0288-21-5184
<この記事についてアンケートにご協力ください。>