《今月のリポーター》
地域振興課
地域おこし協力隊担当
中野 祥寛(なかのあきひと)
今年度から、地域おこし協力隊について「ミッション特化型」とする新しい活用が始まったので紹介します。
◆これまでの地域おこし協力隊
市は、平成23年度に県内で初めて地域おこし協力隊制度を導入し、過疎地域を中心に、「地域に元気を創ること」を目的として、昨年度までに26名の隊員が活動し、13名の方が定住しています。隊員は、それぞれの地域でコミュ二ティの維持や住民支援に関する活動のほか、独自の活動として、隊員自身のスキルや地域資源を活用した自由な発想による活動で地域に活力を与えました。
◆制度導入から10年以上が経過して
過疎地域では、人口減少や高齢化がさらに進行するなど、導入時と比べて地域の実情が変化し、また、協力隊を退任した後の定住や起業に対する重要度もこれまで以上に高まっています。そこで、協力隊・地域・市のニーズを一致させ、定住や起業への強化を図るため、現行の制度を見直し、「ミッション特化型」とする新しい地域おこし協力隊の活用が始まりました。
◆「ミッション特化型」とは
市が抱えている課題の解決を「ミッション」として設定し、隊員の持つ新しい視点や能力、スキルを掛け合わせて課題の解決を図ります。また、幅広い分野での活用を図るとともに、退任後、任期中の活動を生かして定住できるように取り組みます。
◆4月から2名の隊員が着任しました
4月1日に、「移住・定住促進業務」と「観光振興・誘客宣伝業務」をミッションとする、2名の隊員が着任し、市長へ着任のあいさつを行いました。市長からは、それぞれのミッションでの活躍を期待する激励の言葉がありました。今回着任した隊員2名の紹介は次号(7月号)で掲載します‼
問合せ:地域振興課 地域政策係
【電話】0288-21-5147
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