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きらりとちぎ人

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栃木県栃木市

栃木県立佐野高等学校2年生
陸上部
若菜敬(わかなけい)さん

6月に行われた陸上大会「U20日本選手権」で優勝した、大平町在住の16歳、若菜敬さん。男子200m競技で全国の強豪大学生達を抑え、見事に日本一!予選ではなんと高2歴代3位となる20秒78をマーク。これは高校2年生時のサニブラウン選手、桐生祥秀選手に次ぐ記録です。陸上競技界のホープにお話を伺いました。

■やってみないと速さは分からない
U20日本選手権で全国の注目を集めた若菜さんですが、2週間後のインターハイ北関東地区大会でも、200m競技で優勝(100m競技も3位)と絶好調。8月初旬に開催されるインターハイ本戦の切符を掴み取りました。若菜さんが本格的に陸上競技に取り組み始めたのは、中学3年生の春。それからわずか2年後の快進撃は起こるべくして起こったのでしょうか?
幼少時からサッカーや野球チームに所属するなど、スポーツ全般が得意だった若菜さん。陸上部だったお姉さんの影響で『自分も陸上をやってみたい』と思ったそうです。他のスポーツで、徹底的に俊足を活かす道もあったのでは、と聞くと「陸上を始めるまで、自分がどのくらい足が速いのか、よく分かっていませんでした。短距離走者としての実力は、競技で走ってみないと分かりません。」とのこと。

■好記録の秘訣は?
先日U20日本選手権の予選など、好記録が出るレースとはどんな時なのでしょうか。「体調も当然ですが、天気がよく走りやすいとか、速い相手と走れるレースでは、良いタイムが出せそうな予感があります。」
また、記録の陰には凄い名コーチがいるのでは…と、聞いてみると意外な返答。「一番参考にしているのはYoutube(動画配信サービス)です。もちろん、たくさんの良い指導者に巡り合ったことも重要でした。でも、普段から一番手軽に参考にできるのは、有名な選手のレースを動画で見ること。何度も繰り返し見て、自分なりに研究し、走り方に取り入れてきました。」次世代のアスリートらしい、急成長の秘訣を教えてもらいました。
陸上競技以外の趣味は、という質問には「ないです。」と即答!「今は競技だけで精一杯。ゲームなどをやる余力もないです。」とストイックな面も。

■将来はオリンピックへ
今後の目標について伺いました。「まずはインターハイで、全国を勝ち上がってきた選手達と勝負し、優勝を目指すことです。将来的には、オリンピックの表彰台を目指せる選手になりたいです。」
最後に、陸上競技の魅力とは。「走ること自体楽しいし、各地で開催される大会を通じて、全国に友達が出来ることも魅力です。挑戦する価値のある競技だと思っています。」

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