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きらりとちぎ人

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栃木県栃木市

栃木中央クリニック院長
栃木南中学校 学校医
粟田口淳子(あわたぐちあつこ)さん

栃木南中学校の学校医を20年務められ、このたび市政功労表彰を受賞された粟田口さん。学校医としてのお仕事や私たちが健康で暮らしていくためのアドバイスなど、お話を伺いました。

■キラキラした目
代々続く医師家系6代目の粟田口さん。お父様も長く栃木第三小学校の学校医として活躍されていました。ご健在だったお父様の手伝いで、小学校に入る前の就学時の健康診断をした時のこと「入学を待ちわびる子どもの目は、みんなキラキラ輝いていました。」と当時を振り返り、「キラキラとして、生き生きとした学校生活を送ってもらうために健康面でサポートするのが、学校医の役目だと思っています。」と話してくれました。
ご自身もお父様に続き学校医を務め、栃木南中学校を担当する粟田口さんは、「最近は身体の固い子どもが多いです。身体に柔軟性が無いと部活動など運動しても、ケガの原因になりますから、検診の時も、ストレッチをアドバイスしたりします。『先生のアドバイスを聞いて、1年間ストレッチしましたよ!』なんて言ってくれる子どももいて、本当に嬉しくて、学校医をやってて良かったと思います。」と笑顔で話します。

■医療従事者の感染対策とは?
また、コロナ禍では、医療従事者として患者さんに接する機会も多く、感染リスクが高いはずの粟田口さんですが、未だに新型コロナウイルスに感染していないそうです。実践している感染対策は、「マスクをして、手洗いとうがい。それから三密を避ける。特別なことはなにもしていませんよ。」と教えてくれました。
5類感染症に位置付けが変更されたとは言え、コロナとの戦いを続けていかなければならない私たちも、見習っていきたいと思いました。

■いつまでも健康で暮らしていくため
最後に私たちがいつまでも健康で暮らしていくためのアドバイスをお聞きしました。
「大切なのは、気持ちです。お料理や編み物、何でもいいから、『趣味や生きがい』を持って、楽しいことや嬉しくなる時間を過ごしていけば良いと思います。」と教えてくれました。
「先生に診てもらって良かったよ、ありがとう、と言われるのが何より嬉しい。私にとっての『趣味や生きがい』は、医師としての仕事です。」

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