くらしの窓

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■借金をさせて強引に契約を迫る手口に注意︕
「簡単にもうかる」と投資やもうけ話などを勧め、「お金がない」と断っても、借金をさせてまで強引に契約を結ばせる手口が発生しています。この手口は、20歳代の若者が被害に遭うことが多く、遠隔操作アプリなどをインストールするよう指示され、ネットから貸金業者の借り入れを誘導されるケースもみられます。

事例：SNSで副業の広告を見つけ、その事業者の無料通話アプリに登録した。事業者から電話があり、40万円のサポートコースを勧められた。「学生なのでお金がない」と断ったが、「消費者金融からいったん借りて、もうけが出たら返済すればいい。借金はすぐに返済できる」と言われ、私のスマホを遠隔操作できるアプリをインストールするよう指示された。消費者金融のネット申込画面を開くよう言われ、指示されるまま2社から40万円を借り、事業者の指定口座に振り込んだ。母に見つかり「借金をしてまで副業をするのはおかしい」と言われたので、解約し、返金してほしい。

▽トラブルにあわないために
・「簡単な作業だけで高収入が得られる」という話はありません。
・仕事を始める前に高額な商品やサービスを勧める業者には十分注意しましょう。
・借金をしてまで投資や副業などのためにお金を支払うことはやめましょう。
・断りにくくても、望まない契約なら「要りません」「やめます」ときっぱり断りましょう。

問合せ：消費生活センター(本庁舎2階)
【電話】23-8899【FAX】23-8820