さまざまな分野で活躍し、本市の魅力を全国に発信する「栃木市ふるさと大使」。
今回は二人の大使をご紹介します。
■落語家(真打) 春風亭柳橋(しゅんぷうていりゅうきょう)さん
●プロフィール
栃木高校出身
1982年に7代目春風亭柳橋に弟子入りし、2008年に8代目春風亭柳橋を襲名。
落語芸術協会副会長。
▽栃木市での思い出を教えてください
私と栃木市とのご縁は、50年以上前の栃木高校入学の時からになります。まだ整備されていない巴波川や県庁堀に鯉が泳いでいるのに驚いたのを覚えています。
▽今の栃木市について感じていることを教えてください
噺家(はなしか)になって久し振りに訪れた栃木市は巴波川と、並んだ蔵をうまく生かし、映画やドラマにも出てくる江戸の香りを漂わせるステキな風景に変わっていました。
高校の先輩や後輩が企画してくれる「栃木落語を聞く会」や「栃木小江戸寄席」の出演も楽しみのひとつです。ーこれからの栃木市に期待することはありますか?
これからも落語を通して栃木の歴史や文化を伝えて行けたらと思っております。
今後ともご指導宜しくお願いいたします。
■漫画家 雲田(くもた)はるこさん
●プロフィール
栃木市出身
2008年に漫画家デビュー。
落語家を題材にした『昭和元禄落語心中』(講談社)で第21回手塚治虫文化賞新生賞等を受賞。
▽栃木市での思い出を教えてください
幼少からほとんどここで過ごしておりますので、思い出の大半が栃木市で作られております。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という詩がありますが、いつまでもここで漫画を描いて居たいです。春は桜、夏はあじさい、秋は星空、冬は夕焼け。どの景色もずっと変わらず、思い出深いです。
▽これからの栃木市に期待することはありますか?
年を追うごとに街の貫禄が増してる感じがします。ずっとあるものを大切にしてくれる感じが、きっとそうさせているんでしょうね。道と川と建物の調和も、生活と情緒がほどよく共存しており、益々好きな街になっています。新しくできるお店も、その感じを大切にしてくれているのが嬉しいです。
▽栃木市での好きな風景を教えてください
巴波川の石垣の味わい、その川の流れに沿った建物の連なり、そこに人の歴史と知恵が詰まっています。この川があるからこの街がこういう形になったんでしょうし、愛されているんでしょうし、巴波川沿いはどこも味わいがあり、好きです。
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