栃木市の市民活動を応援する補助金助成制度「とちぎ夢ファーレ」。
今年も3月16日にプレゼンテーション(企画発表)が行われ、審査委員による厳正な審査の結果、補助を受ける10事業(総額188万5千円)が決定しました。今回の特集では、今年度の助成事業一覧のほか、助成事業から3団体をピックアップしてご紹介します。
▽皆様のあたたかいご寄附ありがとうございました
この制度は、皆様や企業、団体からの温かい寄附金が、その原資となっています。
前年度も市民協働まちづくりファンドに、総額323万2千円の寄附をいただきました(ふるさと応援寄附を含む)。大変ありがとうございました。
■令和6年度とちぎ夢ファーレ補助事業
▽Aコース(スタートアップ補助)
新規事業もしくは新規事業を起こすための準備または新規のコミュニティ活動への支援
▽Bコース(ステップアップ補助)
既存団体の新規事業または既存事業の充実もしくは拡大への支援
▽Cコース(ジャンプアップ補助)
市内の広域的な地域の活性化につながる複数回実施する事業または複合的に行う事業への支援
▽Dコース(まちづくりパワーアップ補助)
市全体の活性化につながる事業または市全体の相互交流および連携を図る事業への支援
■Aコース スタートアップ補助 とちぎアレルギーの会
アレルギーがあってもなくても楽しめる明るい未来プロジェクト
アレルギー疾患者は年々増加傾向にあり、命にかかわる重度の食物アレルギー児を育てる保護者は常に不安や孤立感を感じています。私たちとちぎアレルギーの会では、アレルギーに悩む皆さんの不安や孤立感を払拭するとともに、市民等へのアレルギー情報の普及啓発や一緒に学べる交流の場を提供し、ちょっとした配慮でアレルギーのある人もない人も一緒に楽しんで暮らせる地域づくりを目指して活動しています。
今年度の事業としては、卵・小麦・乳製品不使用の料理体験教室や交流座談会の開催、市内図書館でのアレルギー関連の本や資料の展示を行います。
詳細はインスタグラムで発信していきますので、ぜひご覧ください。
■Bコース ステップアップ補助 吉屋信子記念会
栃木市ゆかりの作家『吉屋信子』を紙芝居で知ろう!
平成20(2008)年、多くの皆さまの賛同を得て、「吉屋信子記念会」が発足しました。本会は作家「吉屋信子」の業績を称え、永く後世に伝えるために、研修会・文学散歩・会報「花物語」の発行などを行っています。
信子は6歳から16歳までの多感な10年間を、第二尋常小学校(現栃木中央小)から高等女学校(現栃木女子高校)卒業まで、栃木の町で過ごしました。高等女学校時代には、少女雑誌への投稿・入賞を続け、作家への夢を育みました。
本会は信子の生涯を描いた紙芝居を制作します。これを通して、彼女に興味・関心を抱き、栃木市が優れた作家を輩出する文化都市であることを誇りにして欲しいと願っています。
■Cコース ジャンプアップ補助 Iroha ヨシ灯りクリスマスマルシェ実行委員会
Iroha ヨシ灯りクリスマスマルシェ
昨年10月、私たちは渡良瀬遊水地のヨシ灯り展のイベントに協力をしました。歴史あるヨシ灯りを、栃木市の魅力として若者世代にも伝えていくため、アートと音楽でコラボイベントを行いました。また、とちぎ蚤の市でも山車会館で地元小学生に協力してもらい、フォトスポットやヨシ灯りの展示をし、子育て世代にもヨシ灯りに親しんでもらうことができました。
今年は岩舟エリアにて、ヨシ灯りとマルシェの融合でクリスマスイベントを企画し、市内外の様々な世代の方、また、外国の方たちにも、栃木市ならではのクリスマスを楽しんでもらいたいと思っています。今回も、イベントに向けて地元小学生に協力してもらい、ヨシ灯りの幻想的な光で会場を彩る予定です。お楽しみに!
問合先:
とちぎ夢ファーレ・市民協働まちづくりファンド…地域政策課【電話】24-0352
ふるさと応援寄附…総合政策課【電話】21-2144
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