写真提供:栃木県
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
特定外来種「クビアカツヤカミキリ」の被害が拡大しています。
幼虫がモモ、ハナモモ、スモモ、ウメ、サクラに寄生し、内部を食い荒らすことで、樹木は最終的に枯れてしまいます。
■成虫の特徴
・成虫は、6月から8月に現れる
・頭からお尻までの長さは、2~4cm
・全体に光沢のある黒色
・胸部(クビの部分)が赤くそろばんの珠の形
・捕まえると刺激臭を発することがある
■被害木の特徴
幼虫が入り込んだ樹木からは、大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出されるので、目印となります。
■防除対策
被害木は県の「クビアカツヤカミキリ防除対策マニュアル」に沿って、薬剤処理やネット巻きをしなくてはなりません。また、活動期である5月から8月の被害木の伐採は原則禁止されています。詳細は県ホームページをご確認ください。
■運搬や飼育・販売などは禁止!
クビアカツヤカミキリは「特定外来生物」です。生きたままの運搬や飼育、販売等が禁止されています。違反した場合には罰則があります。
問合せ:環境課
【電話】21-2420
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