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きらりとちぎ人

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栃木県栃木市

栃木市消防団女性分団
大橋由依(おおはしゆい)さん

栃木市消防団女性分団員として、活躍する大学生の大橋さんにお話を伺いました。また大橋さんは、9月に開催される第29回全国女性消防団員活性化とちぎ大会の準備委員会の委員としても精力的に活動しています。

■なにごとも経験!
現在、大学に通いながら、女性分団員としても活躍する大橋さん。普段の活動を尋ねると、「火災予防などの啓発活動が主な活動です。例えば、保育園での防災教室の開催や、防災訓練の際に、市民の方々に応急手当や救急救命の指導や普及などを行っています。」と答えてくれました。
そんな大橋さんが、消防団に入ったのは、高校生のころ同級生の友人に誘われたことがキッカケになったそうです。「正直、誘われたときは悩みましたよ。」と本音を語り、「それでも、高校卒業を間近に控え、『新しいことを始めてみよう。なにごとも経験だ!』と思い切って消防団へ飛び込みました。」と当時のことを話してくれました。

■活動を通して自身に変化が…
消防団に入る前の自身のことを、「内向的で、どちらかと言えばネガティブ思考でした。」と振り返ります。
消防団の活動では、学校では得られない様々な経験・学びがありました。幅広い年代の先輩達の様々な考え方に触れたり、防災や救急救命を市民の方々へレクチャーするなかで、自信も芽生え、自身の変化を実感するようになったと言います。
今回の取材は、消防庁舎の会議室を借りて行いましたが、消防署員とニコニコ笑顔で挨拶を交わす大橋さんは明るく元気!そこに内向的な姿はなく様々な経験が、良い影響となり、成長につながっているのが伝わってきます。

■これからも続けていきたい
これから消防団に入ってみたいと思っている方へのアドバイスを伺うと「まずは入ってみるだけでも良いと思いますよ。私自身もそうでしたが、先輩や仲間たちと話していくうちに『よし!やってみよう』と思えたので。」と笑顔で話してくれました。
これから就職を控える大橋さんですが、「可能であれば、消防団の活動は続けたいですね。自分の意見を言うのが苦手なので、今よりもっと積極的に活動していきたいです。」と前向きです。

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