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栃木県栃木市

栃木県立石橋高等学校野球部主将
田口皐月(たぐちさつき)さん

栃木市立西方中学校出身で第106回全国高等学校野球選手権大会に初出場、ベスト16入りを達成した栃木県立石橋高等学校野球部主将の田口皐月さんにお話を伺いました。

■チームをまとめる主将として
栃木市立西方中学校出身の田口さんは、小学1年生から野球を始め、中学校でも主将を務めるなど、熱心に野球に打ち込んできました。「高校でも野球に真剣に取り組みたいと考えていたことや、その後の進学のことなども考えて、進学校でもあり、名監督として有名な福田監督の在籍している石橋高校に入学しました。」片道1時間半かけて通学し、練習や勉強に励んできたそうです。
石橋高校野球部の主将として心掛けていたことを尋ねると、「自分で考えて行動できる人が多いので、あまり細かいことは言いませんでしたが、みんながモチベーションを保てるように声掛けして、チーム全体が共通の目標を持てるように意識していました。せっかくみんなが僕を主将に選んでくれたので、精一杯責任を果たそうと考えていました。」と答えてくれました。

■ずっと憧れていた甲子園
石橋高校は、昨年21世紀枠で春の甲子園に初出場。そして、創立100周年を迎えた今年、栃木大会を勝ち抜き、夏の甲子園に初出場を果たしました。
念願の夏の甲子園での初試合について、「ずっと憧れていた夢の舞台だったので、嬉しい反面、試合前はとても緊張していました。でも、いざ入場すると、応援団でオレンジ一色に染まったアルプススタンドが目に飛び込んで来ました。多くの方が自分たちを応援してくれていることが、とても心強く、安心したことを覚えています。」と笑顔で語ってくれました。
「勝った試合も負けた試合も、どちらも楽しくて最高の時間でした。甲子園球場は設備の良さはもちろん、独特のオーラがあり、他の球場とは違うように感じました。多くの方が見てくれていて、良いプレーが出たときなど、1球1球に歓声があがったりして、とても良い場所だなと思いました。」と振り返ります。

■みんなに恩返し
「監督や保護者の皆様をはじめ、多くの方に支えられ、応援していただき、とても感謝しています。これからはそんな皆さんに恩返しをしていきたいと思っています。そして、今度は僕自身が人を助けられるような人になりたいです。」

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