■感染性胃腸炎ノロウイルスに注意!
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、特に冬に流行します。ノロウイルスにはワクチンや特効薬がありません。治療は対症療法に限られるため、手洗いや消毒などで予防することが大切です。
●主な症状
手指や食品を介して経口で感染することが多く、1~2日でおう吐や下痢、発熱などの症状が出ます。
感染しても無症状の場合や、風邪のような症状しか出ないこともあります。症状が出なくても、感染するとノロウイルスを便中に排出しているため、気づかず他の人にうつす可能性があります。健康な方は軽症で回復することが多いですが、子どもやお年寄りなどは重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせて死亡したりすることがあります。
●予防方法
▽石けんを使ってこまめに手を洗う
石けんは、手の脂や汚れを落とすことで、ウイルスを洗い流しやすくします
▽調理器具は、洗浄後、次亜塩素酸ナトリウム液(塩素濃度200ppm)で5分以上浸す
家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を希釈して代用可
▽カキなどの二枚貝を含む食品は、十分に加熱してから食べる
中心部が85℃以上、90秒以上の加熱が必要
▽下痢やおう吐などの症状があるときは、食品に直接ふれる作業は避ける
▽感染源になりやすいトイレは、清掃消毒を実施して衛生的に管理する
問合せ:健康増進課
【電話】25-3512
■大人の男性向け風しんの抗体検査・予防接種は3月で終了です
風しんの定期接種を受ける機会がなかった男性を対象に、抗体検査および予防接種を行っています。令和6年4月にお送りしているクーポン券を利用して先に抗体検査を受けてください。抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、予防接種の対象となります。検査結果が出るまでに時間がかかりますので、抗体検査は2月までに受けてください。予防接種の対象となった方は、3月までに接種を受けてください。
期限:令和7年3月末まで
対象:昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性費用:無料
▽Check!
風しんは感染力が強い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、高い確率で、出生児が先天性風疹症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)を発症します。家族や同僚に風しんをうつさないためにも、抗体検査と予防接種をご検討ください。
問合せ:健康増進課
【電話】25-3512
<この記事についてアンケートにご協力ください。>