それいけ! まちびと

8／15

下野市の山口さんは、平成23年に一級建築士事務所AMPworksを創業、多くの地域活性事業を手がけ、まちつくもサポートしてきました。
これまで心がけてきたことやまちづくりの展望を、地域おこし協力隊の粟村さんが取材しました。

■一般社団法人　シモツケクリエイティブ代表理事　山口貴明(やまぐちたかあき)さん
他地域のまちづくりを見てみると、ローカルスターがまちのカラーを創り出していくのが第一世代、支え合う仲間を増やしみんなで盛り上げていく真岡は、第二世代だと感じます。チームで挑んでいく真岡だから、私も関わっていきたいと思いました。
まちつくでは、メンバーの多様性と協調性を生かすことを心がけました。また幅広い層が参加しており、お互いの意見を聞き入れ、真岡をより良くという認識がすでにメンバー間に生まれていたので、やればやるほど愛着が湧いて、仲間とともに、達成感や地元への愛着を育める場になっていると思います。
第二世代のまちづくりとは、言ってみればまちづくりの民主化。プロではなくても、SNSなどで発信ができる時代。もちろん失敗することもありますが、それさえも活動の成果として楽しめると良いですね。正解へは実際に行動しないと近づけないのがまちづくりですから。