■大雨や台風など災害時の住宅修理トラブル
事例1:台風が通過した後、事業者が来訪し、「屋根瓦が浮いている。火災保険を使えば無料で住宅修理ができる」と勧誘を受けた。信用できるか。
▽「点検する」と訪問されたら、きっぱり断る
突然訪ねて来た事業者とその場で契約せず、複数の事業者から見積りを取り、周囲に相談することが大切です。電話や訪問による勧誘で契約した場合、クーリング・オフできる可能性があります。
▽「保険金が使える」と言われたら要注意
自然災害により建物が損傷した場合は、事業者に頼まず、自身で保険会社に直接相談しましょう。
■トラブル急増中!「安価なネット広告」を見て急いで修理業者を探したら高額請求された
事例2:大雨で雨漏りしたため、インターネットで探した「基本料金〇円~」と安い事業者に来てもらった。ブルーシートをかけてもらっただけで10万円を請求され支払ったが、納得できない。
▽依頼する前に、出張費、作業内容、キャンセル料などをよく確認し、作業前に見積書をもらいましょう納得できない場合は、断る勇気も必要です
現場を見て作業内容や料金が提案されるため、広告の表示や電話で説明された料金で依頼できるとは限りません。日頃から信頼できる事業者を調べておきましょう。
相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)
平日 9:00~12:00 13:00~16:00 ※相談料無料
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