■11月は栃木県の多重債務者相談強化月間です
事例:友達の結婚式があり、予定外の出費がきっかけで軽い気持ちでお金を借りた。その返済のために借金を繰り返している。
「多重債務」とは、すでにある借金を返済するために複数の金融業者から借金を重ね、支払いが困難になった状態のことを言います。
▽借金問題は誰にでも起こる可能性がある
「収入減少による生活費の不足」、「病気や冠婚葬祭」、「買い物やレジャーによるカード等の支払い」、「住宅ローン」など、貸付金利が高額なため返済計画に狂いが生じると、多重債務に陥る危険性があります。
▽どんなに困ってもヤミ金には手を出さない
「ブラックリストの方OK、スピード融資」、「給与の買い取り」、「SNSなどを使った個人間融資」をうたう手法で、返済困難者をターゲットにしています。
▽4つの解決方法
現在の収入で返済可能な場合、貸金業者と話し合いにより解決する「任意整理」、裁判所に申し立て業者と話し合う「特定調停」、裁判所の決定により解決する「個人再生手続」、「自己破産」などがあります。
▽早めに家族や法律専門家(弁護士・司法書士)に相談
消費生活センターでは、相談先の情報を提供しています。
主な相談先:栃木県弁護士会多重債務相談センター、法テラス、栃木県司法書士会など
イラスト:消費者庁イラスト集より
相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)
平日 9:00~12:00、13:00~16:00 ※相談料無料
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