広報もおか「あの日あのころ」✕FMもおかコラボ企画
市民の方が出演し、ラジオパーソナリティと対談しました。
全3回のシリーズでお届けします。
■小池けい子さん(74歳)
これからも真岡での思い出や出会いを大切に過ごしたい
私は、昭和25年に田町で4人きょうだいの末っ子として生まれました。幼少期は、路線バスで幼稚園へ通園していました。当時は車掌さんに回数券を切ってもらい、鼻先が丸い形をしたボンネットバスに乗車していました。真岡小へは片道2kmほどの砂利道を歩いて登下校していました。給食が無かったので、お弁当を持参し、牛乳の代わりに配られていた脱脂粉乳をおいしくないなと思いながら飲んでいましたね(笑)。真岡中では手芸部に入部しました。お裁縫が好きだったので、家庭科の先生に教わりながら作品づくりを楽しんでいました。また、冬にお弁当を温める暖飯器から漂うたくあんの匂いも思い出ですね。高校は、真岡女子高校普通科に進学。昔の木造校舎や制服など、どれも懐かしいです。卒業後は、高校でも手工芸クラブに所属していたので、文化服装学院へ進み、被服の知識や技術を学びました。その後アルバイトをしていた百貨店に就職。仕事後、料理学校や編み物教室に通うのが楽しみでした。
そして、子育てが一段落した頃、地域で育児のサポートをしたいと思い、家庭教育オピニオンリーダーの研修を受講し、真岡市での活動の立ち上げに尽力しました。今は、市内の観光名所を案内するもおか観光コンシェルジュとしても活動し、市内外の人々と関われることも有意義な時間です。
振り返ると、私がこうして毎日元気に楽しく過ごせるのは、今まで出会った方々のおかげであり、毎日が感謝の日々であると感じています。これからも多くの人々との関わりを大切に過ごしたいと思います。
※対談は、9月27日(金)にラジオで放送されました。再放送は、11月15日(金)の予定です。
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