■教科に関する調査
●全国学力・学習状況調査(小学6年生/中学3年生)
全国平均と比較すると、小学6年生の算数はやや下回りましたが、その他は上回っています。
6年生は、「物語を読んで説明すること」「図形に関する基礎的な知識」についてよくできています。一方、「速さの問題」では、正答率が低くなっています。
中学3年生は、「目的や意図に応じて書くこと」「数と式の基本的な計算」について正答率が高くなっています。
▽全国平均との差
●とちぎっ子学習状況調査(小学4・5年生/中学2年生)
小学4・5年生は、実施した全ての教科で県平均を上回っています。特に4年生の理科では、県を大きく上回り、植物や昆虫に関する知識についてよく理解できています。
中学2年生は、教科の平均正答率は県を下回っていますが、どの教科でも基本的な知識は身に付いています。国語の「資料と関連付けて自分の考えを書くこと」、英語の「場面に応じて英語で正確に書くこと」については、さらに力を伸ばしていく必要があります。
・調査全体を通して、記述式の問題で正答率が低くなる傾向が見られました。自分の考えが正しく伝わるように表現する力を身に付けることが必要です。
▽県平均との差
■質問調査
全国の平均を大きく上回っている項目を紹介します
▽理科が好きな子どもが多い
「理科の勉強が好きですか?」で肯定的に回答した割合
▽将来の夢や希望を持って頑張っている
「将来の夢や希望を持っていますか?」で肯定的に回答した割合
■もおかっ子の授業の様子を見てみましょう!
学校では、ICT機器(※1)を効果的に活用し、教員と子ども、子ども同士が対話をしながら、教科等の課題解決に向けて学習しています。
▽小学1年生ICT機器の使い方
授業や家庭学習で活用できるように端末の基本的な操作について学んでいます。
▽小学3年生国語
主人公の人物像について、子どもと対話しながら、分かりやすく整理しています。
▽小学5年生理科
実験の様子を画像で記録して、くり返し確認したり、説明の根拠としたりして活用しています。
▽中学3年生社会
課題についての考えをグループでまとめ、全体で議論して深めています。
▽中学1年生英語中学3年生音楽
ICT支援員(※2)のサポートのもと、個人で取り組んだ課題を共有画面に提出しています。
▽中学1年生英語中学3年生音楽
作曲アプリを使って、自分の曲のイメージに合うように楽器やリズムを組み合わせて曲作りを行っています。
※1 電子黒板やPC、タブレット端末などの電子機器
※2 ICT機器を活用した授業を教員がスムーズに行うために支援を行う学校ICTの専門家
■1人1台端末を家庭学習でも活用してみましょう!
学校の授業で学んだことを実生活に結び付けて考えたり、生活の中で生かしたりすることで、より確かな学びとして定着します。
▽学校での学習と関連付ける
授業で学習したことを日常生活と結びつけて記録し、提出できます。また、英語ではデジタル教科書を活用して、単語や本文を音読して英語の音声に慣れ親しむことができます。
▽自分で考えて活用する
植物や生き物の観察、星や月の観測のほか、プログラミング学習アプリ「スクラッチ」を活用して、プログラミングに取り組むなど、興味を持ったことについて学習を深めることができます。
▽デジタルドリルの問題を解く
学年、教科、単元を選択し、一人一人に応じた問題を解くことができる「ドリルパーク」や、国や地方自治体等が作成した問題を解くことができる「MEXCBT(メクビット)連携アプリ」が利用できます。
・学校と家庭の学びをつなぐツールの1つとして学びの可能性が広がるね!
問合せ:学校教育課教育政策係
【電話】81-9052
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