■「料金未納」「2時間後に電話が止まる」自動音声による不審電話に注意
事例1:固定電話に、総務省を名乗り「2時間以内にすべての通信が止まります。オペレーターと話したい方は1番を押してください」と自動音声電話がかかってきた。
事例2:携帯電話に、実在する大手通信会社を名乗り「未納料金が発生しています。放置すると法的手続きをとります」と自動音声電話の着信があった。
▽個人情報の取得や金銭をだまし取ることが目的
誘導された番号を押すとオペレーターにつながり、名前や生年月日などの個人情報を聞き出されたり、「未払い料金がある」とお金を要求されたりします。
▽相手にせず、自動音声を無視し、電話を切る
総務省が個人に電話をすることはありません。音声ガイダンスが流れる電話が留守番電話に残っていても、かけ直さないでください。
▽「料金が未納」「裁判になる」は不安にさせる手口
「支払わなければ裁判になる」と説明し、消費者を慌てさせ、冷静な判断力を奪う手口です。他には、通信会社、電力会社、市役所などを装う架空請求や、国際電話番号等を用いた不審な電話も増えています。
▽非通知や知らない番号からの電話は出ない
悪質商法や詐欺の被害に遭うきっかけになります。電話に出てしまっても、「おかしい」と思ったら電話を切り、1人で判断せず家族や知人等に相談しましょう。
相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)
平日 9:00~12:00 13:00~16:00 ※相談料無料
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