真岡の未来のために一歩を踏み出そう!
もおか若者会議が市へ意見書を提出
■もおか若者会議とは?
真岡市に住む人、働く人、大学生、市役所職員など、さまざま人が集まり、業種を越えた交流を通して真岡市の未来を語り合う団体です。
令和5年度は、一般公募により概ね18歳から40歳までの20人のメンバーが集まりました。若者会議メンバーは、若者の視点をまちづくりに取り入れるために実施する「若者ミーティング」の開催に向けて事例研究や視察研修を行い、準備を進めました。10・11月に開催した「若者ミーティング」には高校生以上の若者約30人が参加し、グループに分かれて真岡市の課題や改善策について意見を出し合いました。
■若者の意見を市政に反映できるか
鈴木会長をはじめとする若者会議メンバー代表の5人が、3月に「若者ミーティング」の結果を踏まえた意見書を石坂市長へ提出しました。
市では、まちづくりの指針として令和6年度に策定する「総合計画」や「総合戦略」に若者の視点をまちづくりに取り入れようと、意見書の内容について精査・検討を進めてまいります。
▽もおか若者会議の目的
1.若者がまちづくりに参画する機会の創出
2.未来を担う人材の育成
3.若者同士の横のつながりづくり
▽令和5年度のスケジュール
5月 キックオフミーティング・参加者同士の交流
6月 グループワーク…過去に実施した若者ミーティングを模擬体験
7月 市内視察…真岡市をより知るため市内の観光拠点等を視察
8月・9月 グループワーク…若者ミーティングの開催方法を検討し、デモンストレーションを実施
10月・11月 若者ミーティング
12月・1月 抽出した若者の声をもとに意見書を作成
2月
・意見書提出に向けた準備
・若者会議内で意見書発表会
3月 市に意見書を提出
■4つのテーマで構成された意見書の内容を紹介します
意見書は、2回にわたり開催された若者ミーティングで出た意見をもとに作成されたものです。4つのテーマで構成された意見書について、それぞれの課題と主な提案内容を紹介します。
●自転車活用を含む交通環境の充実 真岡鐵道に自転車を乗せたい!
▽課題
車を運転できない市民の移動手段の確保
▽提案
[真岡鐵道へのサイクルトレインの導入]広範囲の移動が可能に自転車活用により観光地周遊の利便性が向上
[バス停付近の駐輪場整備(サイクル and バスライド)]
・運行路線付近に住む人の利用増加
・バス停付近の放置自転車減少
●若者を呼び込む施設や拠点の整備 ベリテンライブとキャンプコラボ!
▽課題
進学・就職時の若者の流出、全国的な市の認知度
▽提案
[キャンプインふぇす]ベリテンライブを契機としたいがしらリゾート、その他市内周遊の仕組みづくり
[僕たち、私たち、真岡育ち!]複合交流拠点などを活用した市内中高生を対象とする子育てボランティア事業
●子育てや教育環境の充実 市公式アプリのリニューアルを!
▽課題
支援策が伝わっていない、相談できない人の増加
▽提案
[「真岡市公式アプリ」のリニューアル]
・防災情報だけでなく子育て情報の発信にも活用
・アプリを通じた補助申請なども可能に
[子育てコミュニティの形成]
・悩みを気軽に共有できる講座や場所を提供
・夫婦協働の子育て環境を創出
●食に関すること(農業や事業者への支援も含む) 真岡のいちごを全国区に!
▽課題
他県では知られていない「日本一のいちごのまち」
▽提案
[真岡市を知ってもらう!]県アンテナショップでの真岡市商品の販売拡充
[真岡市に来てもらう!]いがしらリゾートを生かした年中いちごを楽しめるスポットの創出
[SNS・特設サイトの構築]SNSを活用した市民参加型企画の開催
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