■5月は消費者月間です
▽今年のテーマ「デジタル時代に求められる消費者力とは」
社会のデジタル化が急速に進み、利便性が増す一方、インターネット関連の相談件数が上位を占めています。
日本語表記の販売サイトでも、海外の詐欺的通販サイトの場合があり、購入時の入力情報が悪用される恐れがあります。インターネット特有の匿名性により、被害回復が困難な詐欺被害が拡大しています。
詐欺的手口や特徴を知り、「気づく」消費者力を高めることが求められています。
▽事例1 突然、パソコンに「ウイルス感染」とメッセージが表示され、操作ができなくなった。
ウイルス感染ではありません。偽の警告画面のため、サポート事業者へ連絡しないでください。
▽事例2 通販サイトで購入した商品が届かず、販売業者と連絡が取れない。
通販サイトを利用する前に、「特定商取引法に基づく表示」等で販売会社の所在地や連絡先、販売責任者名などの情報をしっかり確認しましょう。
▽事例3 不在通知のSMSが届き、パスワード等を入力したらキャリア決済で課金された。
日頃利用している事業者等からのメールでも、まずフィッシング(※)を疑いましょう。記載されているURLにはアクセスせず、正規アプリからアクセスし、ID・パスワード等を使い回さないようにしましょう。
※個人情報を入力させ、パスワード等の情報を盗み取る手口
相談窓口:消費生活センター(くらし安全課内)
【電話】0285-84-7830(ハナシテナヤミナシ)
平日 9:00~12:0013:00~16:00 ※相談料無料
<この記事についてアンケートにご協力ください。>