4.フレイル予防に取り組んでいます
本市では、フレイル予防の取り組みとして、生き活き元気のつどい、元気アップ事業、出前講座(軽い体操)などを実施しています。
今回は生き活き元気のつどいを紹介します!
■生き活き元気のつどい
いくつになっても元気で生き活きとした生活を送るために、介護予防に関する講話や軽い体操などを行っています。自宅で継続して介護予防に取り組めるよう、地域包括支援センターや元気アップサポーターが支援しています。
▽インフォメーション
会場:公民館(織姫、助戸、三重、山辺、毛野、富田、山前、葉鹿、久野、北郷)
内容:介護予防に関する講話や体操などの軽運動
対象:65歳以上の方
期間:月1回※詳しい日程は市ホームページをご確認ください。
申込・問い合わせ:各地域の地域包括支援センターへ
※電話番号は本紙PDF版7ページをご確認ください。
●参加者のお二人にお話を聞きました
▽大関政子さん
10年前に足利市に転入してきました。知り合いがいなくて不安な時期があり、元気高齢課に相談し『生き活き元気のつどい(以下、つどい)』を紹介してもらいました。参加し始めて約2年経ちますが、私にとって『つどい』は、人とつながれる唯一の救いのようなものです。
『つどい』で得られる知識は、すぐに生活に取り入れられる内容なのでうれしいです。
▽安達シメさん
70代後半から身体が痛く歩けなくなり、病院に行ったり、マッサージに行ったりしていました。『つどい』に参加しているから、今では歩行もでき、調子が良いです。
『つどい』に通うことでいろいろなことに興味を持つようになり、日常生活でも健康を心掛(が)けています。自分なりの筋トレを朝晩行ったり、夕方散歩に行くことが日課になっています。いろいろな食材を食べ、毎日血圧測定し記録しています。
●元気アップサポーターへインタビューしました
▽大川清子さん(写真右:平成17年元気アップサポーター取得)
▽遠藤睦代さん(写真左:平成24年元気アップサポーター取得)
※写真は本紙PDF版7ページをご覧ください。
Q1:サポーター活動を始めたきっかけは?
大川さん
ヘルパー2級の資格を取得する際の運動やレクリエーションの実習がとても楽しかった思い出があります。サポーターになることで、自分が運動やレクリエーション活動を提供できると思い、サポーター養成講座に応募しました。
遠藤さん
シューフィッターとして仕事をする中で、靴選びだけでなく、その後の運動習慣の大切さを伝える必要があると感じていました。自分が元気アップサポーターになれば、シューフィッターとしての知識を内容に取り入れつつ、運動講座を実施できると考えました。
Q2:サポーター活動のやりがいは?
大川さん
「楽しかった」「参加してよかった」と笑顔になって帰ってくれるのがうれしいです。参加者同士の様子を見ていて、つながりができているのを感じられます。サポーター側も参加することで元気をもらっています。
遠藤さん
参加者が毎月継続して来てくれることがうれしいです。継続することで、仲間と一緒に楽しんでいる様子を見ることにやりがいを感じます。
また、毎月体調に変わりがないかを見ることや、変わりがあったとしても話を聞き、それを見守っていくことができることです。
Q3:今後のサポーター活動について
大川さん・遠藤さん
参加者の口コミで新規参加者が来ていますが、もっと多くの方に参加してもらえるような楽しい雰囲気を作りたいです。サポーター側も向上心を持ち、講座内容も更新しながら、参加者と一緒に楽しく活動していきたいです。
問合せ:元気高齢課
【電話】20-2246
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