近年の水害では、豪雨により道路が冠水する内水氾濫が多く発生しています。
乗用車が走行可能な水深は、ドアの下端(車の床面が浸からない程度)までといわれています。
豪雨のときは、不要不急の外出は控えましょう。
■市内で冠水しやすい場所を確認!
洪水・土砂災害ハザードマップ冊子4~5ページ『足利市被害実績マップ』をご覧ください。
◇冠水した道路は見た目より水量があって危険だらけ!「これくらいの冠水なら進めるのでは…」といった油断は禁物
・車線が見えず、排水溝への脱輪、段差への乗り上げなどの危険がある
・水の中には倒木や障害物などが流れ込んでいる場合がある
・エンジン内部に水が入ると、致命的な故障を引き起こすことがある
・マンホールのふたが浮き上がってずれ、落下することがある
◇やむを得ず冠水した道路に侵入してしまったときの注意点
・水を巻き上げないよう速度を落とす
・前の車の水しぶきで前方が見えなくなる恐れがあるため、急停車に備え、車間距離を十分にとる
・冠水した道路を通過した後は、ブレーキの効きが悪くなることがあるため、何度かブレーキを作動させ、異常がないか確認する
◇車が水没したときの脱出方法
・エンジンを停止させ、窓を開けて脱出し、足元に気をつけながら進んできた方向に戻る
・脱出できない場合は119番へ救助要請をする
◇『アンダーパス(地下道)』には絶対入らないで!
集中豪雨時、最も危険な場所がアンダーパスです。道路よりも低くなっているため、車が深みにはまって立ち往生し、水没する事故が発生しています。
水深がドアの高さまでくると水圧によってドアが開かなくなります。水没時に備え、窓ガラスを割る緊急脱出用ハンマーを車内に用意しておきましょう。
問合せ:危機管理課
【電話】20-2247
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