市の令和5年度決算がまとまり、9月に開かれた市議会で認定されました。
一般会計では前年度決算対比で歳入が2.5%の増、歳出が1.8%の増となりました。
エネルギー価格をはじめとする物価高騰により、市内経済に大きな影響が生じていたことから、国の交付金を活用し、11億円余のプレミアム付商品券を発行したほか、住民税非課税世帯への特別給付金などの速やかな給付を行いました。また、第3子以降の子どもの出産に対するお祝い金を創設するなど、少子化対策にも取り組みました。
今後も、社会の変化などを注視しつつ、必要な事業を必要な時期に実施できるよう、持続可能な財政運営に取り組んでいきます。
■一般会計決算内訳
※過去の決算は市ホームページでご覧になれます。
▽歳出
554億7,714万円
前年度対比+9億9,852万円(+1.8%)
▽歳入
597億6,385万円
前年度対比+14億7,203万円(+2.5%)
■特別会計決算額
▽『一般会計繰入金』とは
一般会計から特別会計への資金の移動のことをいいます。一定の基準に基づいた繰り入れを行うことにより、各特別会計の事業を行う上で必要な財源を確保する役割を担っています。
■市民1人当たりの金額(一般会計)
1人当たりに使われた額:39万4,417円
1人当たりが負担した額:14万1,268円
※差額の25万3,149円は、国・県の補助金や地方交付税などでまかなわれています。
問合せ:財政課
【電話】20—2106
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